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東京計器株式会社

証券コード 77210 / EDINET E02266 / 精密機器

危険信号

この会社の危険信号は検出されていません。

業績の推移

0200400600800億円2021/3期 売上高 421億円2022/3期 売上高 415億円2023/3期 売上高 443億円2024/3期 売上高 472億円2025/3期 売上高 577億円2026/3期 売上高 612億円2021/3期 純利益 9.5億円2022/3期 純利益 14.9億円2023/3期 純利益 8.7億円2024/3期 純利益 22.8億円2025/3期 純利益 38億円2026/3期 純利益 40.1億円2021/32022/32023/32024/32025/32026/3
棒: 売上高 / 折れ線: 純利益(億円) · 基準: 連結・日本基準 · 有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」から。印は危険信号の日付
数値を表で見る
決算期売上高(億円)純利益(億円)
2021/34219.5
2022/341514.9
2023/34438.7
2024/347222.8
2025/357738
2026/361240.1

開示データの要約

人的資本

2026-03-31 期(前年 2025-03-31 期比)

平均年収
693万円(+5.5%)
女性管理職比率
1.7%(-0.1pt)
男性育休取得率
80.7%(+11.2pt)
男女賃金差異
66.4%(+1.5pt)
従業員数
1,420人

人的資本ランキング

監査

2026-03-31 期

監査報酬
4,500万円(前年比 +12.5%)
非監査報酬
—
内部統制
重要な不備なし

監査レーダー

大量保有

提出者数
3
報告数
12
最大の保有者
野村アセットマネジメント株式会社(5.40%)

保有割合の推移を見る

大株主(法人)

2026-03-31 期(前期 2025-03-31 期との割合の差)

株主区分株数割合前期比
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)信託口1,841,000株11.20%▼ -0.30pt
株式会社三井住友銀行法人653,000株3.98%変化なし
株式会社日本カストディ銀行(信託口)信託口490,000株2.98%▲ +0.18pt
日本生命保険相互会社法人376,000株2.29%変化なし
株式会社横浜銀行法人373,000株2.27%変化なし
株式会社KODENホールディングス法人360,000株2.19%変化なし
東京計器従業員持株会法人342,000株2.08%▼ -0.37pt
三菱UFJ信託銀行株式会社法人339,000株2.06%変化なし
長野計器株式会社法人288,000株1.75%変化なし

個人株主の内訳は非表示

役員 6 名(うち社外 0 名)、役員の持株合計 56,000株(2026-03-31 期)

株主を検索する

2026-03-31 期 (提出日 2026-06-29 14:19)

重要度 1(軽微)削除会計方針の変更 / リスク削除

前年に記載されていた「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(2022年改正会計基準)等の適用に伴う会計方針変更の記載が、当年では削除されている。前年の記載では、連結・個別ともに財務諸表への影響はないとされていた。

前年 / 今年の本文を見る

前年

(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用)
「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日。以下「2022年改正会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用しております。
法人税等の計上区分(その他の包括利益に対する課税)に関する改正については、2022年改正会計基準第20-3項ただし書きに定める経過的な取扱い及び「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日。以下「2022年改正適用指針」という。)第65-2項(2)ただし書きに定める経過的な取扱いに従っております。なお、当該会計方針の変更による連結財務諸表への影響はありません。
また、連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益を税務上繰り延べる場合の連結財務諸表における取扱いの見直しに関連する改正については、2022年改正適用指針を当連結会計年度の期首から適用しております。当該会計方針の変更は、遡及適用され、前連結会計年度については遡及適用後の連結財務諸表となっております。なお、当該会計方針の変更による前連結会計年度の連結財務諸表への影響はありません。

(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用 )
「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日。以下「2022年改正会計基準」という。)等を当事業年度の期首から適用しております。
法人税等の計上区分に関する改正については、2022年改正会計基準第20-3項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っております。なお、当該会計方針の変更による財務諸表への影響はありません。

今年

(なし)
重要度 1(軽微)変更事業等のリスク / 内容更新
(2)自然災害・疫病について

自然災害・疫病リスクの項目が箇条書き形式に再構成された。対応策に、2025年12月新設の平和島事業所(24時間365日利用可能な免震構造の建屋に、上下水道等の製品サービス部署と鉄道保線担当子会社が入居)の記載が追加された。リスク認識や影響の記述は実質的に変更なし。

前年 / 今年の本文を見る

差分(削除 / 追加)

① 当社グループを取り巻く環境とリスクの認識
● 当社の本社は東京都大田区にあり、首都直下型地震等巨大地震の直接的な影響を受けるリスクを内在しております。
● 一方、主要な生産拠点は栃木県(那須町、矢板市、佐野市)に所在しており、同地域においては巨大地震の直接的な被災リスクは低いといわれているものの、昨今の気候変動の影響と思われる所謂スーパー台風や爆弾低気圧、線状降水帯の発生等に伴う大規模な風水害に起因する広域災害の発生による電気・水道等の社会インフラの寸断、物流システムの停滞等により、当社グループの事業継続に大きな影響等が生じるリスクを内在しております。
● 更に新型インフルエンザや新型コロナウイルス等の未知の感染症に当社グループの従業者や協力会社等の従業者が集団感染した場合、当社グループの事業継続に大きな影響等が生じるリスクを内在しております。
② リスクが顕在化したときの当社グループへの影響
● 大規模地震や気候変動に起因すると思われる自然災害の激甚化、そして未知の疫病の発生に起因するリスクが顕在化した場合は、当社グループの経営基本方針全般に影響を与え、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
③ 当社グループの対応
● 当社グループは、地震、風水害等の自然災害の発生時や新型ウイルス等の未知の感染症流行の発生時にも、事業を継続し、企業としての社会的責任を遂行するための危機管理マニュアルの整備、定期的な訓練の実施、社員の安否確認システムの構築、また、有事の際の緊急対策本部の設置等による影響の最小化に努めております。また、当社
● 当社グループの一部拠点は、様々な災害に対するレジリエンシーを確保しております。
⇒2025年12月に新設した平和島事業所は、24時間365日利用可能な免震構造の建屋を利用しており、社会インフラである上下水道等の製品サービス部署及び鉄道保線を担当する子会社が入居しています。
⇒当社グループの主要な基幹業務システムは、国内最高レベルの堅牢性・対災害性を誇る高度なデータセンターへ収納しており、発災後も主要な業務システムへのアクセスを可能とし、様々な災害に対するレジリエンシーを確保しておりています。
● これらのリスク対策の実施状況は、法務・ガバナンス室及び内部監査室によりチェックし、改善が必要な場合は法務・ガバナンス室より是正要求を出し、その対応結果を内部監査室がフォローアップし、その結果は経営会議に報告されております。
● このようなマネジメント・システムにより、リスク顕在化の早期把握とそれへの有効かつ迅速な対応を執っております。

前年

① 当社グループを取り巻く環境とリスクの認識
当社の本社は東京都大田区にあり、首都直下型地震等巨大地震の直接的な影響を受けるリスクを内在しております。一方、主要な生産拠点は栃木県(那須町、矢板市、佐野市)に所在しており、同地域においては巨大地震の直接的な被災リスクは低いといわれているものの、昨今の気候変動の影響と思われる所謂スーパー台風や爆弾低気圧、線状降水帯の発生等に伴う大規模な風水害に起因する広域災害の発生による電気・水道等の社会インフラの寸断、物流システムの停滞等により、当社グループの事業継続に大きな影響等が生じるリスクを内在しております。更に新型インフルエンザや新型コロナウイルス等の未知の感染症に当社グループの従業者や協力会社等の従業者が集団感染した場合、当社グループの事業継続に大きな影響等が生じるリスクを内在しております。
② リスクが顕在化したときの当社グループへの影響
大規模地震や気候変動に起因すると思われる自然災害の激甚化、そして未知の疫病の発生に起因するリスクが顕在化した場合は、当社グループの経営基本方針全般に影響を与え、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
③ 当社グループの対応
当社グループは、地震、風水害等の自然災害の発生時や新型ウイルス等の未知の感染症流行の発生時にも、事業を継続し、企業としての社会的責任を遂行するための危機管理マニュアルの整備、定期的な訓練の実施、社員の安否確認システムの構築、また、有事の際の緊急対策本部の設置等による影響の最小化に努めております。また、当社グループの主要な基幹業務システムは、国内最高レベルの堅牢性・対災害性を誇る高度なデータセンターへ収納しており、発災後も主要な業務システムへのアクセスを可能とし、様々な災害に対するレジリエンシーを確保しております。これらのリスク対策の実施状況は、法務・ガバナンス室及び内部監査室によりチェックし、改善が必要な場合は法務・ガバナンス室より是正要求を出し、その対応結果を内部監査室がフォローアップし、その結果は経営会議に報告されております。このようなマネジメント・システムにより、リスク顕在化の早期把握とそれへの有効かつ迅速な対応を執っております。

今年

① 当社グループを取り巻く環境とリスクの認識
● 当社の本社は東京都大田区にあり、首都直下型地震等巨大地震の直接的な影響を受けるリスクを内在しております。
● 一方、主要な生産拠点は栃木県(那須町、矢板市、佐野市)に所在しており、同地域においては巨大地震の直接的な被災リスクは低いといわれているものの、昨今の気候変動の影響と思われる所謂スーパー台風や爆弾低気圧、線状降水帯の発生等に伴う大規模な風水害に起因する広域災害の発生による電気・水道等の社会インフラの寸断、物流システムの停滞等により、当社グループの事業継続に大きな影響等が生じるリスクを内在しております。
● 更に新型インフルエンザや新型コロナウイルス等の未知の感染症に当社グループの従業者や協力会社等の従業者が集団感染した場合、当社グループの事業継続に大きな影響等が生じるリスクを内在しております。
② リスクが顕在化したときの当社グループへの影響
● 大規模地震や気候変動に起因すると思われる自然災害の激甚化、そして未知の疫病の発生に起因するリスクが顕在化した場合は、当社グループの経営基本方針全般に影響を与え、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
③ 当社グループの対応
● 当社グループは、地震、風水害等の自然災害の発生時や新型ウイルス等の未知の感染症流行の発生時にも、事業を継続し、企業としての社会的責任を遂行するための危機管理マニュアルの整備、定期的な訓練の実施、社員の安否確認システムの構築、また、有事の際の緊急対策本部の設置等による影響の最小化に努めております。
● 当社グループの一部拠点は、様々な災害に対するレジリエンシーを確保しております。
⇒2025年12月に新設した平和島事業所は、24時間365日利用可能な免震構造の建屋を利用しており、社会インフラである上下水道等の製品サービス部署及び鉄道保線を担当する子会社が入居しています。
⇒当社グループの主要な基幹業務システムは、国内最高レベルの堅牢性・対災害性を誇る高度なデータセンターへ収納しており、発災後も主要な業務システムへのアクセスを可能としています。
● これらのリスク対策の実施状況は、法務・ガバナンス室及び内部監査室によりチェックし、改善が必要な場合は法務・ガバナンス室より是正要求を出し、その対応結果を内部監査室がフォローアップし、その結果は経営会議に報告されております。
● このようなマネジメント・システムにより、リスク顕在化の早期把握とそれへの有効かつ迅速な対応を執っております。
重要度 1(軽微)変更監査上の主要な検討事項(KAM) / 内容更新

棚卸資産の評価に関するKAMの対象は前年と同じで、計上額が合計23,970百万円(総資産の31.3%)から27,192百万円(同32.1%)に増加し、仕掛品は12,090百万円から15,508百万円となった。滞留品の識別に関する記載から「自動または手作業により」の文言が除かれた。監査手続は「収益性の低下」「滞留」「個別事象」の区分に再整理され、管理資料の検証でも在庫金額総額と会計データの整合や最新単価と検収証憑の整合の確認が具体的に記載された。

前年 / 今年の本文を見る

差分(削除 / 追加)

監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

棚卸資産の評価
監査上の主要な検討事項の
内容及び決定理由
監査上の対応
連結貸借対照表において、会社は商品及び製品2,559百万円、仕掛品12,090百万円、原材料及び貯蔵品9,321百万円を計上しており、合計23,970百万円は総資産の31.3%を占める。連結貸借対照表において、会社は商品及び製品2,551百万円、仕掛品15,508百万円、原材料及び貯蔵品9,133百万円を計上しており、合計27,192百万円は総資産の32.1%を占める。
注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、会社は棚卸資産を取得原価により評価しているが、収益性の低下により正味売却価額が帳簿価額を下回っている場合には正味売却価額で評価し、取得原価との差額を棚卸資産評価損として売上原価に計上している。また、営業循環過程から外れた滞留品については、一定の保有期間を超えた場合に規則的に帳簿価額を切下げ、当該切下げ額を棚卸資産評価損として売上原価に計上している。
会社は事業の特性上、受注から納品・売上計上までの期間が複数事業年度に跨る商品及び製品や、将来の保守用部品の保有が一定量、一定期間にわたり必要となる商品及び製品を多く取り扱っている。
棚卸資産の収益性は外部環境や顧客動向の影響を受けて変動する。会社は収益性の低下している状況がある棚卸資産を網羅的に識別するため、性質が類似する商品及び製品のグループ(以下「製品群」という)ごとに当期の原価率の実績を計算し、原価率が100%を超えているものを原則として評価減の対象として識別する。その上で、当該製品群の簿価を当期の実際の販売価額に基づく正味売却価額まで切り下げている。なお、原材料及び貯蔵品については、再調達原価により評価している。
つぎに、会社は営業循環過程から外れた滞留品を網羅的に識別するため、原価システムに登録されている出庫実績に基づき自動または手作業により一定期間出庫実績が無い棚卸資産を集計している。つぎに、会社は営業循環過程から外れた滞留品を網羅的に識別するため、原価システムに登録されている出庫実績に基づき一定期間出庫実績が無い棚卸資産を集計している。その上で、集計した滞留品に対して、定数を乗じることによって当該滞留品の評価額を計算している。
また、会社は年2回の実地棚卸において回収可能性の低下した棚卸資産を個別に識別し評価損を計上している。
上記のように、会社は棚卸資産の評価を適切に行うための内部統制を整備・運用しているものの、商品及び製品の種類が多く、評価減の対象となる棚卸資産の把握に一定の困難性を伴う。また、連結貸借対照表に占める棚卸資産の金額的重要性も高い。
そのため、当監査法人は棚卸資産の評価は「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。
当監査法人は、棚卸資産の評価の妥当性を検証するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。

<経営者による会計上の見積手法の理解及び検証>
・経営者により策定された棚卸資産の評価に関する会計上の見積りの手法を理解し、その手法が会計基準に準拠していることを確かめた。

<①収益性の低下による評価減の検証>
・収益性の低下による簿価切り下げの方法の適用単位となる製品群が類似性に基づいて継続的かつ適切に集約されているか否かについて、管理資料を閲覧し見積手法の妥当性を検証した。
・正味売却価額及び再調達原価が簿価を下回っている状況を網羅的に識別するために会社が作成した管理資料を閲覧し、会計データと整合しているか否かを確かめることにより、管理資料内のデータの正確性と網羅性を検証した。・正味売却価額及び再調達原価が簿価を下回っている状況を網羅的に識別するために会社が作成した管理資料を閲覧し、在庫金額の総額が会計データと整合していることを確かめることで、管理資料内のデータの網羅性を検証するとともに、最新単価が検収証憑と整合していることを確かめることで、データの正確性を検証した。
・原価率が100%を超えているにもかかわらず、例外的に簿価切り下げを行っていない製品群について質問を実施し、当該評価の妥当性を検証した。

<②滞留による評価減の検証>
・一定期間出庫実績が無い棚卸資産を網羅的に識別するための原価計算システムに組み込まれているプログラムの信頼性について、IT専門家を起用し、データの正確性と網羅性を検証した。
・原価計算システムのデータから、一定期間出庫実績が無い棚卸資産を手作業により識別する内部統制の有効性について、再実施により検証するとともに、データの正確性と網羅性を検証した。・原価計算システムのデータから、一定期間出庫実績が無い棚卸資産を識別する内部統制の有効性について、再実施により検証するとともに、データの正確性と網羅性を検証した。
・滞留品の評価の手法に関して、会社が使用する定数の妥当性について過去の滞留品の発生状況と滞留後の販売実績等を踏まえて評価した。
・評価減の金額の正確性について再計算により検証した。

<③その他、個別の事象による評価減の検証>
・個別に追加的な評価減の計上が必要な棚卸資産の有無、及び評価額の妥当性を検証するため、実地棚卸立会において、工場及び倉庫内の視察及び質問を実施した。

前年

監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

棚卸資産の評価
監査上の主要な検討事項の
内容及び決定理由
監査上の対応
連結貸借対照表において、会社は商品及び製品2,559百万円、仕掛品12,090百万円、原材料及び貯蔵品9,321百万円を計上しており、合計23,970百万円は総資産の31.3%を占める。
注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、会社は棚卸資産を取得原価により評価しているが、収益性の低下により正味売却価額が帳簿価額を下回っている場合には正味売却価額で評価し、取得原価との差額を棚卸資産評価損として売上原価に計上している。また、営業循環過程から外れた滞留品については、一定の保有期間を超えた場合に規則的に帳簿価額を切下げ、当該切下げ額を棚卸資産評価損として売上原価に計上している。
会社は事業の特性上、受注から納品・売上計上までの期間が複数事業年度に跨る商品及び製品や、将来の保守用部品の保有が一定量、一定期間にわたり必要となる商品及び製品を多く取り扱っている。
棚卸資産の収益性は外部環境や顧客動向の影響を受けて変動する。会社は収益性の低下している状況がある棚卸資産を網羅的に識別するため、性質が類似する商品及び製品のグループ(以下「製品群」という)ごとに当期の原価率の実績を計算し、原価率が100%を超えているものを原則として評価減の対象として識別する。その上で、当該製品群の簿価を当期の実際の販売価額に基づく正味売却価額まで切り下げている。なお、原材料及び貯蔵品については、再調達原価により評価している。
つぎに、会社は営業循環過程から外れた滞留品を網羅的に識別するため、原価システムに登録されている出庫実績に基づき自動または手作業により一定期間出庫実績が無い棚卸資産を集計している。その上で、集計した滞留品に対して、定数を乗じることによって当該滞留品の評価額を計算している。
また、会社は年2回の実地棚卸において回収可能性の低下した棚卸資産を個別に識別し評価損を計上している。
上記のように、会社は棚卸資産の評価を適切に行うための内部統制を整備・運用しているものの、商品及び製品の種類が多く、評価減の対象となる棚卸資産の把握に一定の困難性を伴う。また、連結貸借対照表に占める棚卸資産の金額的重要性も高い。
そのため、当監査法人は棚卸資産の評価は「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。
当監査法人は、棚卸資産の評価の妥当性を検証するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。

・経営者により策定された棚卸資産の評価に関する会計上の見積りの手法を理解し、その手法が会計基準に準拠していることを確かめた。
・収益性の低下による簿価切り下げの方法の適用単位となる製品群が類似性に基づいて継続的かつ適切に集約されているか否かについて、管理資料を閲覧し見積手法の妥当性を検証した。
・正味売却価額及び再調達原価が簿価を下回っている状況を網羅的に識別するために会社が作成した管理資料を閲覧し、会計データと整合しているか否かを確かめることにより、管理資料内のデータの正確性と網羅性を検証した。
・原価率が100%を超えているにもかかわらず、例外的に簿価切り下げを行っていない製品群について質問を実施し、当該評価の妥当性を検証した。
・一定期間出庫実績が無い棚卸資産を網羅的に識別するための原価計算システムに組み込まれているプログラムの信頼性について、IT専門家を起用し、データの正確性と網羅性を検証した。
・原価計算システムのデータから、一定期間出庫実績が無い棚卸資産を手作業により識別する内部統制の有効性について、再実施により検証するとともに、データの正確性と網羅性を検証した。
・滞留品の評価の手法に関して、会社が使用する定数の妥当性について過去の滞留品の発生状況と滞留後の販売実績等を踏まえて評価した。
・評価減の金額の正確性について再計算により検証した。
・個別に追加的な評価減の計上が必要な棚卸資産の有無、及び評価額の妥当性を検証するため、実地棚卸立会において、工場及び倉庫内の視察及び質問を実施した。

今年

監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

棚卸資産の評価
監査上の主要な検討事項の
内容及び決定理由
監査上の対応
連結貸借対照表において、会社は商品及び製品2,551百万円、仕掛品15,508百万円、原材料及び貯蔵品9,133百万円を計上しており、合計27,192百万円は総資産の32.1%を占める。
注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、会社は棚卸資産を取得原価により評価しているが、収益性の低下により正味売却価額が帳簿価額を下回っている場合には正味売却価額で評価し、取得原価との差額を棚卸資産評価損として売上原価に計上している。また、営業循環過程から外れた滞留品については、一定の保有期間を超えた場合に規則的に帳簿価額を切下げ、当該切下げ額を棚卸資産評価損として売上原価に計上している。
会社は事業の特性上、受注から納品・売上計上までの期間が複数事業年度に跨る商品及び製品や、将来の保守用部品の保有が一定量、一定期間にわたり必要となる商品及び製品を多く取り扱っている。
棚卸資産の収益性は外部環境や顧客動向の影響を受けて変動する。会社は収益性の低下している状況がある棚卸資産を網羅的に識別するため、性質が類似する商品及び製品のグループ(以下「製品群」という)ごとに当期の原価率の実績を計算し、原価率が100%を超えているものを原則として評価減の対象として識別する。その上で、当該製品群の簿価を当期の実際の販売価額に基づく正味売却価額まで切り下げている。なお、原材料及び貯蔵品については、再調達原価により評価している。
つぎに、会社は営業循環過程から外れた滞留品を網羅的に識別するため、原価システムに登録されている出庫実績に基づき一定期間出庫実績が無い棚卸資産を集計している。その上で、集計した滞留品に対して、定数を乗じることによって当該滞留品の評価額を計算している。
また、会社は年2回の実地棚卸において回収可能性の低下した棚卸資産を個別に識別し評価損を計上している。
上記のように、会社は棚卸資産の評価を適切に行うための内部統制を整備・運用しているものの、商品及び製品の種類が多く、評価減の対象となる棚卸資産の把握に一定の困難性を伴う。また、連結貸借対照表に占める棚卸資産の金額的重要性も高い。
そのため、当監査法人は棚卸資産の評価は「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。
当監査法人は、棚卸資産の評価の妥当性を検証するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。

<経営者による会計上の見積手法の理解及び検証>
・経営者により策定された棚卸資産の評価に関する会計上の見積りの手法を理解し、その手法が会計基準に準拠していることを確かめた。

<①収益性の低下による評価減の検証>
・収益性の低下による簿価切り下げの方法の適用単位となる製品群が類似性に基づいて継続的かつ適切に集約されているか否かについて、管理資料を閲覧し見積手法の妥当性を検証した。
・正味売却価額及び再調達原価が簿価を下回っている状況を網羅的に識別するために会社が作成した管理資料を閲覧し、在庫金額の総額が会計データと整合していることを確かめることで、管理資料内のデータの網羅性を検証するとともに、最新単価が検収証憑と整合していることを確かめることで、データの正確性を検証した。
・原価率が100%を超えているにもかかわらず、例外的に簿価切り下げを行っていない製品群について質問を実施し、当該評価の妥当性を検証した。

<②滞留による評価減の検証>
・一定期間出庫実績が無い棚卸資産を網羅的に識別するための原価計算システムに組み込まれているプログラムの信頼性について、IT専門家を起用し、データの正確性と網羅性を検証した。
・原価計算システムのデータから、一定期間出庫実績が無い棚卸資産を識別する内部統制の有効性について、再実施により検証するとともに、データの正確性と網羅性を検証した。
・滞留品の評価の手法に関して、会社が使用する定数の妥当性について過去の滞留品の発生状況と滞留後の販売実績等を踏まえて評価した。
・評価減の金額の正確性について再計算により検証した。

<③その他、個別の事象による評価減の検証>
・個別に追加的な評価減の計上が必要な棚卸資産の有無、及び評価額の妥当性を検証するため、実地棚卸立会において、工場及び倉庫内の視察及び質問を実施した。

2025-03-31 期 (提出日 2025-06-27 14:02)

前年版がないため比較していません。