rader

株式会社 京葉銀行

証券コード 85440 / EDINET E03641 / 銀行業

危険信号

この会社の危険信号は検出されていません。

業績の推移

05001,0001,500億円2021/3期 売上高 630億円2022/3期 売上高 657億円2023/3期 売上高 656億円2024/3期 売上高 702億円2025/3期 売上高 804億円2026/3期 売上高 1,087億円2021/3期 純利益 73.8億円2022/3期 純利益 112億円2023/3期 純利益 104億円2024/3期 純利益 109億円2025/3期 純利益 128億円2026/3期 純利益 159億円2021/32022/32023/32024/32025/32026/3
棒: 売上高 / 折れ線: 純利益(億円) · 基準: 連結・日本基準 · 有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」から。印は危険信号の日付
数値を表で見る
決算期売上高(億円)純利益(億円)
2021/363073.8
2022/3657112
2023/3656104
2024/3702109
2025/3804128
2026/31,087159

開示データの要約

人的資本

2026-03-31 期(前年 2025-03-31 期比)

平均年収
756万円(+4.9%)
女性管理職比率
10.3%(+0.6pt)
男性育休取得率
100.0%(-52.2pt)
男女賃金差異
59.3%(+2.0pt)
従業員数
1,805人

人的資本ランキング

監査

2026-03-31 期

監査報酬
5,900万円(前年比 -18.1%)
非監査報酬
—
内部統制
重要な不備なし

監査レーダー

大量保有

提出者数
1
報告数
1
最大の保有者
ウエリントン・マネージメント・カンパニー・エルエルピー(5.50%)

保有割合の推移を見る

大株主(法人)

2026-03-31 期(前期 2025-03-31 期との割合の差)

株主区分株数割合前期比
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)信託口10,995,000株9.05%▼ -0.30pt
株式会社千葉銀行法人5,106,000株4.20%▼ -0.38pt
株式会社日本カストディ銀行(信託口)信託口4,299,000株3.54%▲ +0.30pt
京葉銀行職員持株会法人3,788,000株3.12%▼ -0.29pt
住友生命保険相互会社法人3,561,000株2.93%▲ +0.03pt
MORGAN STANLEY & CO. LLC (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)法人3,191,000株2.62%新規
千葉県民共済生活協同組合法人3,100,000株2.55%▲ +0.02pt
明治安田生命保険相互会社法人2,969,000株2.44%▲ +0.02pt
住友不動産株式会社法人2,509,000株2.06%▲ +0.01pt

個人株主の内訳は非表示

役員 14 名(うち社外 0 名)、役員の持株合計 217,000株(2026-03-31 期)

株主を検索する

2026-03-31 期 (提出日 2026-06-17 12:39)

重要度 2(注目)変更監査上の主要な検討事項(KAM) / 内容更新
前文

貸倒引当金に関するKAMの数値が更新され、貸出金は4,363,203百万円(総資産の66.5%)から4,550,008百万円(同68.3%)に、貸倒引当金は13,584百万円から12,890百万円となった。また、前年にあった「次世代勘定系システム」の稼働に関するKAMが削除され、自己査定異常検知ツールの説明に「等」の文言が加わった。

前年 / 今年の本文を見る

差分(削除 / 追加)

監査上の主要な検討事項

監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

貸出金に対する貸倒引当金算定の基礎となる債務者区分の判定及び予想損失額の算定におけるマクロ経済指標の予測

監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由
監査上の対応
会社は、千葉県を主な営業基盤として銀行業を営んでいる。貸出業務はその中核をなすものであり、当連結会計年度末の連結貸借対照表において貸出金4,363,203百万円(総資産の66.5%)を計上している。貸出業務はその中核をなすものであり、当連結会計年度末の連結貸借対照表において貸出金4,550,008百万円(総資産の68.3%)を計上している。
貸出金については、地域経済動向、国内外の経済動向、金利・株価等金融経済環境の変動、事業の成否等に基づく債務者の業績及び財務内容の悪化、不動産等担保価格の変動等により、与信関連費用が変動し、会社の業績及び財政状況に影響を与える可能性がある。
このため、会社は、予め定めている資産の自己査定基準及び償却・引当基準にしたがって算出した予想損失額を貸倒引当金に計上している。
当連結会計年度末の連結貸借対照表における貸倒引当金の計上額は、13,584百万円であり、具体的な算出方法については【注記事項】(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項 (5)貸倒引当金の計上基準及び【注記事項】(重要な会計上の見積り)に記載されている。当連結会計年度末の連結貸借対照表における貸倒引当金の計上額は、12,890百万円であり、具体的な算出方法については【注記事項】(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項 (5)貸倒引当金の計上基準及び【注記事項】(重要な会計上の見積り)に記載されている。
貸倒引当金の算出過程には、債務者の業績、財務内容、返済状況及びこれらの将来見通し等に基づき、債務者の返済能力を評価して決定される債務者区分の判定並びに予想損失額の算定における将来見込み等必要な修正が含まれている。
会社は、【注記事項】(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、「債務者区分の判定における貸出先の将来の業績見通し」及び一般貸倒引当金(「要管理債権」除く)の算定における将来見込み等必要な修正に用いる「マクロ経済指標の予測」を主要な仮定としている。
「債務者区分の判定における貸出先の将来の業績見通し」は、経営改善計画等を基礎とした見積りや経営者の判断の要素があり、債務者を取り巻く経営環境を踏まえた収益獲得能力等に基づき設定している。
一般貸倒引当金(「要管理債権」除く)の算定における将来見込み等必要な修正に用いる「マクロ経済指標の予測」は、マクロ経済指標の過去実績に基づき、メインシナリオとリスクシナリオの2つのマクロ経済シナリオを想定し、それらの発生確率を過去の景気予想や株価の推移に加え、債権の信用リスクに重大な影響があると想定される事象の発生の有無を考慮して設定している。
債務者区分の判定及び将来予測に基づく予想損失額の算定は、こうした見積りの不確実性や経営者の判断に依拠する程度が高い。
また、大口の債務者の債務者区分が変動した場合やマクロ経済指標の予測が見積りと大きく乖離した場合には、多額の与信関連費用が増減し、会社の業績及び財政状況に重要な影響を与える可能性がある。
したがって、当監査法人は、会社の業績及び財務状況に重要な影響を与える可能性がある債務者に係る債務者区分の判定及び予想損失額の算定におけるマクロ経済指標の予測の妥当性を、監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
当監査法人は、債務者区分の判定及び予想損失額の算定におけるマクロ経済指標の予測の妥当性を検討するために、主として以下の監査手続を実施した。
・債務者区分の判定及びその前提となる信用格付並びにこれらの基礎となる債務者に関する情報の正確性を確保するための会社の内部統制を評価した。
・会社の業績及び財政状況に重要な影響を与える可能性がある債務者に係る債務者区分の判定の妥当性を検討するため、債務者区分の遷移が貸倒引当金計上額に及ぼす金額的影響に加え、債務者の業種、返済状況、業績または財務内容悪化の程度等の質的影響を考慮し、検討対象となる債務者を抽出した。さらに、自己査定異常検知ツール(自己査定に係る監査において、債務者の与信情報及び財務情報に基づき、業種、支店、地域などの観点から視覚化して信用リスクの所在を識別するとともに、債務者毎に機械学習を用いた債務者区分推定モデルに基づく債務者区分と会社が判定した債務者区分の相違を識別することにより、検討対象先の抽出を支援するツール)を用いて分析した結果を考慮し、検討が必要と考えられる検討対象先を抽出した。さらに、自己査定異常検知ツール(自己査定に係る監査において、債務者の与信情報及び財務情報に基づき、業種、支店、地域などの観点から視覚化して信用リスクの所在を識別するとともに、債務者毎に機械学習を用いた債務者区分推定モデルに基づく債務者区分と会社が判定した債務者区分の相違を識別すること等により、検討対象先の抽出を支援するツール)を用いて分析した結果を考慮し、検討が必要と考えられる検討対象先を抽出した。
・検討対象として抽出された債務者について、予め定められた社内基準に準拠して債務者区分の判定が行われていることを確認するため、業績の将来見通しを含む債務者の事業内容等に関する資料、実態的な財務内容把握のための調査資料、借入及び返済状況に関する資料等、会社の自己査定関連資料一式を閲覧するとともに、必要に応じて、融資を所管する部門に債務者区分の判定根拠を質問し、その回答を裏付ける追加の資料を入手し、検討した。
・経営改善計画等が策定されている債務者については、経営改善計画等の合理性及び実現可能性を検討するため、経営改善計画等における売上高、売上原価、販売費及び一般管理費など、主要な項目について、過去実績からの趨勢分析、過年度の経営改善計画等の達成度合いに基づく見積りの精度の評価、直近の実績値と計画値との比較分析を実施した。
・会社が将来予測に基づく予想損失額を算定するに当たり利用した、マクロ経済指標や倒産確率等の各種インプットデータの正確性を検証するため、インプットデータと利用可能な外部情報や貸倒額を含む過年度実績との比較、再計算を実施するとともに、複雑な計算を要する領域に内部の専門家を関与させた。
・マクロ経済指標の予測値、シナリオ毎の発生確率、外部環境等の著しい変化に対して経営者が用いた仮定を評価するため、利用可能な外部情報との比較や再計算を実施した。

「次世代勘定系システム」の稼働に関する検討

監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由
監査上の対応
会社は、競争力維持のための独自性・機動力を発揮できるインフラシステムを構築すべく自営にてシステム構築を行っており、当連結会計年度の2025年1月に、「BCP機能の強化」、「オープン系システムを活用した生産性の向上」、「戦略的なシステム投資の拡充」を目指した「次世代勘定系システム」へ移行している。
会社は、当事業年度末の貸借対照表において、総資産6,549,276百万円(連結総資産の99.8%)及び損益計算書において、経常収益79,326百万円(連結経常収益の98.7%)を計上しており、連結上、重要な割合を占めている。
銀行業は、ITシステムに大きく依存して事業を展開しており、特に、勘定系システムは入出金や資金の決済、預金や融資の残高管理、利息計算などの勘定処理を行う銀行業務の中枢を担う重要なシステムである。また、勘定系システムは膨大かつ多種多様なデータを処理していることから、「次世代勘定系システム」への移行に際しては、これらの各種データが正確かつ網羅的に移行される必要がある。そのため、内部統制の整備及び運用が適切に行われていない場合、もしくは「次世代勘定系システム」への移行に何らかの問題が生じた場合、作成される財務情報の信頼性が失われ連結財務諸表の数値や開示に誤謬が発生する可能性がある。
以上のことから、「次世代勘定系システム」に関連する内部統制の評価及び「次世代勘定系システム」へのデータ移行について慎重な検討が必要であり、当監査法人は当該事項が監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。
当監査法人は、会社の「次世代勘定系システム」の移行に伴う、関連する財務報告に係る内部統制の有効性及びデータ移行について検討するため、当監査法人内部のIT専門家と連携して、主として以下の監査手続を実施した。

前年

監査上の主要な検討事項

監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

貸出金に対する貸倒引当金算定の基礎となる債務者区分の判定及び予想損失額の算定におけるマクロ経済指標の予測

監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由
監査上の対応
会社は、千葉県を主な営業基盤として銀行業を営んでいる。貸出業務はその中核をなすものであり、当連結会計年度末の連結貸借対照表において貸出金4,363,203百万円(総資産の66.5%)を計上している。
貸出金については、地域経済動向、国内外の経済動向、金利・株価等金融経済環境の変動、事業の成否等に基づく債務者の業績及び財務内容の悪化、不動産等担保価格の変動等により、与信関連費用が変動し、会社の業績及び財政状況に影響を与える可能性がある。
このため、会社は、予め定めている資産の自己査定基準及び償却・引当基準にしたがって算出した予想損失額を貸倒引当金に計上している。
当連結会計年度末の連結貸借対照表における貸倒引当金の計上額は、13,584百万円であり、具体的な算出方法については【注記事項】(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項 (5)貸倒引当金の計上基準及び【注記事項】(重要な会計上の見積り)に記載されている。
貸倒引当金の算出過程には、債務者の業績、財務内容、返済状況及びこれらの将来見通し等に基づき、債務者の返済能力を評価して決定される債務者区分の判定並びに予想損失額の算定における将来見込み等必要な修正が含まれている。
会社は、【注記事項】(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、「債務者区分の判定における貸出先の将来の業績見通し」及び一般貸倒引当金(「要管理債権」除く)の算定における将来見込み等必要な修正に用いる「マクロ経済指標の予測」を主要な仮定としている。
「債務者区分の判定における貸出先の将来の業績見通し」は、経営改善計画等を基礎とした見積りや経営者の判断の要素があり、債務者を取り巻く経営環境を踏まえた収益獲得能力等に基づき設定している。
一般貸倒引当金(「要管理債権」除く)の算定における将来見込み等必要な修正に用いる「マクロ経済指標の予測」は、マクロ経済指標の過去実績に基づき、メインシナリオとリスクシナリオの2つのマクロ経済シナリオを想定し、それらの発生確率を過去の景気予想や株価の推移に加え、債権の信用リスクに重大な影響があると想定される事象の発生の有無を考慮して設定している。
債務者区分の判定及び将来予測に基づく予想損失額の算定は、こうした見積りの不確実性や経営者の判断に依拠する程度が高い。
また、大口の債務者の債務者区分が変動した場合やマクロ経済指標の予測が見積りと大きく乖離した場合には、多額の与信関連費用が増減し、会社の業績及び財政状況に重要な影響を与える可能性がある。
したがって、当監査法人は、会社の業績及び財務状況に重要な影響を与える可能性がある債務者に係る債務者区分の判定及び予想損失額の算定におけるマクロ経済指標の予測の妥当性を、監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
当監査法人は、債務者区分の判定及び予想損失額の算定におけるマクロ経済指標の予測の妥当性を検討するために、主として以下の監査手続を実施した。
・債務者区分の判定及びその前提となる信用格付並びにこれらの基礎となる債務者に関する情報の正確性を確保するための会社の内部統制を評価した。
・会社の業績及び財政状況に重要な影響を与える可能性がある債務者に係る債務者区分の判定の妥当性を検討するため、債務者区分の遷移が貸倒引当金計上額に及ぼす金額的影響に加え、債務者の業種、返済状況、業績または財務内容悪化の程度等の質的影響を考慮し、検討対象となる債務者を抽出した。さらに、自己査定異常検知ツール(自己査定に係る監査において、債務者の与信情報及び財務情報に基づき、業種、支店、地域などの観点から視覚化して信用リスクの所在を識別するとともに、債務者毎に機械学習を用いた債務者区分推定モデルに基づく債務者区分と会社が判定した債務者区分の相違を識別することにより、検討対象先の抽出を支援するツール)を用いて分析した結果を考慮し、検討が必要と考えられる検討対象先を抽出した。
・検討対象として抽出された債務者について、予め定められた社内基準に準拠して債務者区分の判定が行われていることを確認するため、業績の将来見通しを含む債務者の事業内容等に関する資料、実態的な財務内容把握のための調査資料、借入及び返済状況に関する資料等、会社の自己査定関連資料一式を閲覧するとともに、必要に応じて、融資を所管する部門に債務者区分の判定根拠を質問し、その回答を裏付ける追加の資料を入手し、検討した。
・経営改善計画等が策定されている債務者については、経営改善計画等の合理性及び実現可能性を検討するため、経営改善計画等における売上高、売上原価、販売費及び一般管理費など、主要な項目について、過去実績からの趨勢分析、過年度の経営改善計画等の達成度合いに基づく見積りの精度の評価、直近の実績値と計画値との比較分析を実施した。
・会社が将来予測に基づく予想損失額を算定するに当たり利用した、マクロ経済指標や倒産確率等の各種インプットデータの正確性を検証するため、インプットデータと利用可能な外部情報や貸倒額を含む過年度実績との比較、再計算を実施するとともに、複雑な計算を要する領域に内部の専門家を関与させた。
・マクロ経済指標の予測値、シナリオ毎の発生確率、外部環境等の著しい変化に対して経営者が用いた仮定を評価するため、利用可能な外部情報との比較や再計算を実施した。

「次世代勘定系システム」の稼働に関する検討

監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由
監査上の対応
会社は、競争力維持のための独自性・機動力を発揮できるインフラシステムを構築すべく自営にてシステム構築を行っており、当連結会計年度の2025年1月に、「BCP機能の強化」、「オープン系システムを活用した生産性の向上」、「戦略的なシステム投資の拡充」を目指した「次世代勘定系システム」へ移行している。
会社は、当事業年度末の貸借対照表において、総資産6,549,276百万円(連結総資産の99.8%)及び損益計算書において、経常収益79,326百万円(連結経常収益の98.7%)を計上しており、連結上、重要な割合を占めている。
銀行業は、ITシステムに大きく依存して事業を展開しており、特に、勘定系システムは入出金や資金の決済、預金や融資の残高管理、利息計算などの勘定処理を行う銀行業務の中枢を担う重要なシステムである。また、勘定系システムは膨大かつ多種多様なデータを処理していることから、「次世代勘定系システム」への移行に際しては、これらの各種データが正確かつ網羅的に移行される必要がある。そのため、内部統制の整備及び運用が適切に行われていない場合、もしくは「次世代勘定系システム」への移行に何らかの問題が生じた場合、作成される財務情報の信頼性が失われ連結財務諸表の数値や開示に誤謬が発生する可能性がある。
以上のことから、「次世代勘定系システム」に関連する内部統制の評価及び「次世代勘定系システム」へのデータ移行について慎重な検討が必要であり、当監査法人は当該事項が監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。
当監査法人は、会社の「次世代勘定系システム」の移行に伴う、関連する財務報告に係る内部統制の有効性及びデータ移行について検討するため、当監査法人内部のIT専門家と連携して、主として以下の監査手続を実施した。

今年

監査上の主要な検討事項
監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

貸出金に対する貸倒引当金算定の基礎となる債務者区分の判定及び予想損失額の算定におけるマクロ経済指標の予測
監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由
監査上の対応
会社は、千葉県を主な営業基盤として銀行業を営んでいる。貸出業務はその中核をなすものであり、当連結会計年度末の連結貸借対照表において貸出金4,550,008百万円(総資産の68.3%)を計上している。
貸出金については、地域経済動向、国内外の経済動向、金利・株価等金融経済環境の変動、事業の成否等に基づく債務者の業績及び財務内容の悪化、不動産等担保価格の変動等により、与信関連費用が変動し、会社の業績及び財政状況に影響を与える可能性がある。
このため、会社は、予め定めている資産の自己査定基準及び償却・引当基準にしたがって算出した予想損失額を貸倒引当金に計上している。
当連結会計年度末の連結貸借対照表における貸倒引当金の計上額は、12,890百万円であり、具体的な算出方法については【注記事項】(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項 (5)貸倒引当金の計上基準及び【注記事項】(重要な会計上の見積り)に記載されている。
貸倒引当金の算出過程には、債務者の業績、財務内容、返済状況及びこれらの将来見通し等に基づき、債務者の返済能力を評価して決定される債務者区分の判定並びに予想損失額の算定における将来見込み等必要な修正が含まれている。
会社は、【注記事項】(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、「債務者区分の判定における貸出先の将来の業績見通し」及び一般貸倒引当金(「要管理債権」除く)の算定における将来見込み等必要な修正に用いる「マクロ経済指標の予測」を主要な仮定としている。
「債務者区分の判定における貸出先の将来の業績見通し」は、経営改善計画等を基礎とした見積りや経営者の判断の要素があり、債務者を取り巻く経営環境を踏まえた収益獲得能力等に基づき設定している。
一般貸倒引当金(「要管理債権」除く)の算定における将来見込み等必要な修正に用いる「マクロ経済指標の予測」は、マクロ経済指標の過去実績に基づき、メインシナリオとリスクシナリオの2つのマクロ経済シナリオを想定し、それらの発生確率を過去の景気予想や株価の推移に加え、債権の信用リスクに重大な影響があると想定される事象の発生の有無を考慮して設定している。
債務者区分の判定及び将来予測に基づく予想損失額の算定は、こうした見積りの不確実性や経営者の判断に依拠する程度が高い。
また、大口の債務者の債務者区分が変動した場合やマクロ経済指標の予測が見積りと大きく乖離した場合には、多額の与信関連費用が増減し、会社の業績及び財政状況に重要な影響を与える可能性がある。
したがって、当監査法人は、会社の業績及び財務状況に重要な影響を与える可能性がある債務者に係る債務者区分の判定及び予想損失額の算定におけるマクロ経済指標の予測の妥当性を、監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
当監査法人は、債務者区分の判定及び予想損失額の算定におけるマクロ経済指標の予測の妥当性を検討するために、主として以下の監査手続を実施した。
・債務者区分の判定及びその前提となる信用格付並びにこれらの基礎となる債務者に関する情報の正確性を確保するための会社の内部統制を評価した。
・会社の業績及び財政状況に重要な影響を与える可能性がある債務者に係る債務者区分の判定の妥当性を検討するため、債務者区分の遷移が貸倒引当金計上額に及ぼす金額的影響に加え、債務者の業種、返済状況、業績または財務内容悪化の程度等の質的影響を考慮し、検討対象となる債務者を抽出した。さらに、自己査定異常検知ツール(自己査定に係る監査において、債務者の与信情報及び財務情報に基づき、業種、支店、地域などの観点から視覚化して信用リスクの所在を識別するとともに、債務者毎に機械学習を用いた債務者区分推定モデルに基づく債務者区分と会社が判定した債務者区分の相違を識別すること等により、検討対象先の抽出を支援するツール)を用いて分析した結果を考慮し、検討が必要と考えられる検討対象先を抽出した。
・検討対象として抽出された債務者について、予め定められた社内基準に準拠して債務者区分の判定が行われていることを確認するため、業績の将来見通しを含む債務者の事業内容等に関する資料、実態的な財務内容把握のための調査資料、借入及び返済状況に関する資料等、会社の自己査定関連資料一式を閲覧するとともに、必要に応じて、融資を所管する部門に債務者区分の判定根拠を質問し、その回答を裏付ける追加の資料を入手し、検討した。
・経営改善計画等が策定されている債務者については、経営改善計画等の合理性及び実現可能性を検討するため、経営改善計画等における売上高、売上原価、販売費及び一般管理費など、主要な項目について、過去実績からの趨勢分析、過年度の経営改善計画等の達成度合いに基づく見積りの精度の評価、直近の実績値と計画値との比較分析を実施した。
・会社が将来予測に基づく予想損失額を算定するに当たり利用した、マクロ経済指標や倒産確率等の各種インプットデータの正確性を検証するため、インプットデータと利用可能な外部情報や貸倒額を含む過年度実績との比較、再計算を実施するとともに、複雑な計算を要する領域に内部の専門家を関与させた。
・マクロ経済指標の予測値、シナリオ毎の発生確率、外部環境等の著しい変化に対して経営者が用いた仮定を評価するため、利用可能な外部情報との比較や再計算を実施した。
重要度 2(注目)削除監査上の主要な検討事項(KAM) / リスク削除
(1)「次世代勘定系システム」の移行に関連するIT全般統制の評価

前年の監査上の主要な検討事項(KAM)として記載されていた「次世代勘定系システム」の移行に関連するIT全般統制の評価が、今年は記載されていない。前年は、アクセス管理・プログラム変更管理等のテストや、移行計画の承認状況の確認などの監査手続が示されていた。

前年 / 今年の本文を見る

前年

「次世代勘定系システム」の稼働のために会社が整備・運用したIT全般統制の評価を、主として下記の監査手続によって実施した。
・アクセス管理、プログラム開発・変更管理及び運用管理等のIT全般統制の整備状況及び運用状況のテストを実施
・「次世代勘定系システム」への移行にかかる全体計画の作成、承認及びスケジュール管理の態勢、データ移行に関する計画の作成、承認及びスケジュール管理の態勢、全体計画を構成する各フェーズの完了確認及び承認状況並びに「次世代勘定系システム」の稼働開始に関する適切な責任者による最終確認及び承認状況を確認するため、会議体資料を閲覧するとともに担当執行役員へのヒアリング等を実施

今年

(なし)
重要度 2(注目)削除監査上の主要な検討事項(KAM) / リスク削除
(2) 関連する業務プロセスの内部統制の評価

監査上の主要な検討事項(KAM)の記載から、「次世代勘定系システム」への移行に伴う内部統制の評価に関する監査手続(内部統制の変更確認、テスト環境での仕様確認、担当者への質問・帳票閲覧、取引抽出による再実施)の項目が削除された。今年の記載には同項目が存在しない。

前年 / 今年の本文を見る

前年

「次世代勘定系システム」への移行に伴う内部統制の変更の有無を確認し、変更後の内部統制の整備状況及び運用状況の評価を、主として下記の監査手続によって実施した。
・移行後の内部統制が誤謬発生のリスクを十分に低減できるように設計されているか評価するため、テスト環境下において内部統制のシステムの仕様を確認するとともに、統制部署の担当者への質問及び帳票の閲覧を実施
・移行後の内部統制が有効に運用されていることを評価するため、取引を抽出し、帳票の閲覧及び再実施の手続を実施

今年

(なし)
重要度 2(注目)削除監査上の主要な検討事項(KAM) / リスク削除
(3) 「次世代勘定系システム」へのデータ移行の正確性及び網羅性の検証

前年の監査上の主要な検討事項(KAM)に含まれていた、次世代勘定系システムへのデータ移行の正確性及び網羅性の検証に関する記載(新旧システム間の全勘定科目データの照合、移行時インシデントの対応状況の確認)が、今年は記載されていない。当該検証項目がKAMとして記載されなくなった。

前年 / 今年の本文を見る

前年

「次世代勘定系システム」への移行時のデータ移行が正確かつ網羅的に行われたことを、主として下記の監査手続によって確認した。
・すべての勘定科目データの新旧勘定系システム間の照合
・システム移行に伴い発生したインシデントの把握とその対応状況の確認

今年

(なし)

2025-03-31 期 (提出日 2025-06-24 13:38)

前年版がないため比較していません。