rader

株式会社日本触媒

証券コード 41140 / EDINET E00811 / 化学

危険信号

重要度 2(注目)文章の変化2026-06-17 14:39
(5)原燃料の調達(供給)リスク

前年の有価証券報告書には記載がなかった「(5)原燃料の調達(供給)リスク」が新たに追加された。エチレン・プロピレン等の石油・ナフサ由来原料、鉱物原料、液化天然ガスなど多くの原燃料を外部調達に依存していること、紛争やサプライチェーン分断等で調達が困難になる可能性があることが記載された。あわせて、複数地域・供給元からの購買体制構築や調達元との連携によるリスク低減への取組、事象が長期化した場合の製造継続への支障および経営成績・財政状態への影響可能性も示されている。

業績の推移

-2,00002,0004,0006,000億円2021/3期 売上高 2,732億円2022/3期 売上高 3,693億円2023/3期 売上高 4,196億円2024/3期 売上高 3,920億円2025/3期 売上高 4,093億円2026/3期 売上高 3,999億円2021/3期 純利益 -109億円2022/3期 純利益 237億円2023/3期 純利益 194億円2024/3期 純利益 110億円2025/3期 純利益 174億円2026/3期 純利益 168億円2021/32022/32023/32024/32025/32026/3
棒: 売上高 / 折れ線: 純利益(億円) · 基準: 連結・IFRS · 有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」から。印は危険信号の日付
数値を表で見る
決算期売上高(億円)純利益(億円)
2021/32,732-109
2022/33,693237
2023/34,196194
2024/33,920110
2025/34,093174
2026/33,999168

開示データの要約

人的資本

2026-03-31 期(前年 2025-03-31 期比)

平均年収
859万円(+5.9%)
女性管理職比率
7.0%(+0.7pt)
男性育休取得率
98.1%(+0.3pt)
男女賃金差異
82.6%(+0.4pt)
従業員数
2,573人

人的資本ランキング

監査

2026-03-31 期

監査報酬
8,500万円(前年比 +18.1%)
非監査報酬
100万円(比率 1.2%)
内部統制
重要な不備なし

監査レーダー

大量保有

提出者数
1
報告数
1
最大の保有者
ENEOSホールディングス株式会社(3.86%)

保有割合の推移を見る

大株主(法人)

2026-03-31 期(前期 2025-03-31 期との割合の差)

株主区分株数割合前期比
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)信託口18,077,000株12.22%▲ +0.39pt
株式会社日本カストディ銀行(信託口)信託口6,770,000株4.57%▲ +0.77pt
ENEOSホールディングス株式会社法人6,016,000株4.06%▼ -1.55pt
株式会社りそな銀行法人5,493,000株3.71%▲ +0.09pt
三洋化成工業株式会社法人5,070,000株3.42%▲ +0.08pt
株式会社みずほ銀行法人3,795,000株2.56%▲ +0.06pt
artience株式会社法人3,618,000株2.44%▲ +0.06pt
JPモルガン証券株式会社法人3,071,000株2.07%新規
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)信託口2,935,000株1.98%▼ -0.30pt
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)信託口2,428,000株1.64%新規

個人株主の内訳は非表示

役員 12 名(うち社外 0 名)、役員の持株合計 126,000株(2026-03-31 期)

株主を検索する

2026-03-31 期 (提出日 2026-06-17 14:39)

重要度 2(注目)追加事業等のリスク / 新規リスク
(5)原燃料の調達(供給)リスク

「原燃料の調達(供給)リスク」の項目が新規に追加された。石油・ナフサ由来原料、鉱物原料、液化天然ガス等の主要原燃料の相当部分を外部調達に依存し、紛争によるサプライチェーン分断や供給制限で調達が困難になる可能性があると記載されている。複数地域・供給元からの購買体制構築等の対応を挙げつつ、長期化した場合は製造活動の継続に支障をきたし経営成績・財政状態に影響し得るとしている。

前年 / 今年の本文を見る

前年

(なし)

今年

当社グループは化学製造業としてエチレン、プロピレンといった石油・ナフサ由来原料、触媒原料としての鉱物原料、燃料としての液化天然ガスといった多くの原燃料を利用しており、これらの主要な原燃料の相当部分を外部からの調達に依存しております。これらの原燃料は、紛争等によるサプライチェーンの分断や政治的対立に伴う供給制限等により、調達が困難になる可能性があります。これらに対し、当社グループでは複数の地域・供給元からの購買体制の構築や一定の原料確保といった供給面での対応に加え、調達元とも連携することで、調達リスクの低減に努めております。一方で、これらの事象が長期化した場合には、製造活動の継続に支障をきたし、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
重要度 2(注目)変更監査上の主要な検討事項(KAM) / 内容更新

PT.ニッポンショクバイ・インドネシアの有形固定資産の減損に関するKAMは継続し、計上額が40,427百万円から43,395百万円に更新されたほか、文言の軽微な修正があった。新たに、2025年4月1日付で取得した株式会社イーテックの取得に伴う無形資産(顧客関連資産1,751百万円、技術関連資産769百万円、のれん3,539百万円)の公正価値測定がKAMとして追加された。

前年 / 今年の本文を見る

差分(削除 / 追加)

監査上の主要な検討事項

監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

非金融資産の減損 PT.ニッポンショクバイ・インドネシア

監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由
監査上の対応
会社の当連結会計年度末の連結財政状態計算書には、インドネシアにおいてアクリル酸、アクリル酸エステル及び高吸水性樹脂事業を展開する連結子会社であるPT.ニッポンショクバイ・インドネシア (以下、NSI)が保有する有形固定資産が40,427百万円計上されている。「連結財務諸表注記4.重要な会計上の見積り及び判断 (1)非金融資産の減損 PT.ニッポンショクバイ・インドネシア」に
記載の通り、会社はNSIの有形固定資産が属する資金生成単位について、アクリル酸およびアクリル酸エステルの東南アジア市場において、中国等の競合他社製品の流入を背景とした市況の悪化等により、減損の兆候があると判断し、減損テストを実施した。会社の当連結会計年度末の連結財政状態計算書には、インドネシアにおいてアクリル酸、アクリル酸エステル及び高吸水性樹脂事業を展開する連結子会社であるPT.ニッポンショクバイ・インドネシア (以下、NSI)が保有する有形固定資産が43,395百万円計上されている。「連結財務諸表注記4.重要な会計上の見積り及び判断 (1)非金融資産の減損 PT.ニッポンショクバイ・インドネシア」に記載の通り、会社はNSIの有形固定資産が属する資金生成単位について、アクリル酸及びアクリル酸エステルの東南アジア市場において、中国等の競合他社製品の流入を背景とした市況の悪化等により、減損の兆候があると判断し、減損テストを実施した。
会社は、当該資金生成単位の回収可能価額を使用価値により測定しており、減損テストの結果、回収可能価額が帳簿価額を上回っていることから、減損損失は認識していない。
使用価値は、経営者が承認した事業計画を基礎とした5年間の将来キャッシュ・フローに、一定の成長率を用いて算定した6年目以降の将来キャッシュ・フローを加味し
た金額を、割引率で現在価値に割り引いて算定している。使用価値は、経営者が承認した事業計画を基礎とした5年間の将来キャッシュ・フローに、一定の成長率を用いて算定した6年目以降の将来キャッシュ・フローを加味した金額を、割引率で現在価値に割り引いて算定している。この見積りにおける主要な仮定は、事業計画の基礎となる将来の販売数量及び販売価格、市場金利等を基礎として設定した割引率、並びに長期成長率である。
将来の販売数量及び販売価格は、顧客から入手した情報や将来の市場見通し等を基に設定されており、アクリル酸、アクリル酸エステルおよび高吸水性樹脂等の需給バランスに左右されることから、不確実性を伴う。将来の販売数量及び販売価格は、顧客から入手した情報や将来の市場見通し等を基に設定されており、アクリル酸、アクリル酸エステル及び高吸水性樹脂等の需給バランスに左右されることから、不確実性を伴う。長期成長率は、将来の経済条件の変動による影響を受けるため、不確実性を伴う。また、割引率の設定は、高度な専門性を伴うため複雑である。さらに、NSIの有形固定資産の帳簿価額は、会社の連結財政状態計算書において金額的重要性がある。
したがって、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
当監査法人は、NSIが保有する有形固定資産に対してNSIの経営者が実施した減損テストについて、主として以下の監査手続を実施した。
・ 減損テストの結果を検討するにあたり、構成単位の監査人を関与させた。
・ NSI の経営者の見積プロセスの有効性を評価するために、過年度における見積りに使用した販売数量及び販売価格とその後の実績を比較した。・ NSIの経営者の見積プロセスの有効性を評価するために、過年度における見積りに使用した販売数量及び販売価格とその後の実績を比較した。
・ 減損テストの過程で使用したNSIの事業計画について、会社の取締役会で承認された最新の予算との整合性を検討した。
・ NSIの事業計画の主要な仮定である将来の販売数量及び販売価格について、見積りの根拠を会社の経営者に質問するとともに、その前提となる顧客から入手した情報や将来の市場見通し等について、利用可能な外部データとの整合性を検討した。・ NSIの事業計画の主要な仮定である将来の販売数量及び販売価格について、見積りの根拠を会社の経営者に質問するとともに、その前提となる顧客から入手した情報や将来の市場見通しについて、利用可能な外部データとの整合性を検討した。
・ 減損テストの過程で採用した評価モデル、割引率及び長期成長率の評価に当たり、当監査法人と同一のネットワーク・ファームの評価専門家を関与させた。・ 減損テストの過程で採用した評価モデル、割引率及び長期成長率の検討に当たり、当監査法人と同一のネットワーク・ファームの評価専門家を関与させた。

株式会社イーテックの取得に伴い認識した無形資産の公正価値の測定

監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由
監査上の対応
「連結財務諸表注記6.企業結合」に記載の通り、会社は2025年4月1日付で株式会社イーテック(以下、イーテック)の全株式を7,593百万円で取得し、イーテックを連結子会社としている。
会社は取得対価の配分にあたり、外部の専門家を利用して、取得した識別可能な資産及び引き受けた負債の認識・測定を行っている。取得した識別可能な資産及び引き受けた負債を取得日の公正価値で測定し、株式の取得対価がそれらの公正価値を超過する部分をのれんとして計上している。その結果、当連結会計年度末の連結財政状態計算書には、顧客関連資産1,751百万円、技術関連資産769百万円及びのれん3,539百万円が計上されている。
会社は、顧客関連資産の公正価値を超過収益法に基づき測定しており、技術関連資産の公正価値をロイヤリティ免除法に基づき測定している。これらの見積りはイーテックの事業計画に基づく将来キャッシュ・フローを基礎に行われている。
顧客関連資産の公正価値の見積りにおける主要な仮定は、既存顧客から発生する営業利益予測に使用される事業計画の基礎となる将来の販売数量及び販売価格、市場金利等を基礎として設定した割引率であり、技術関連資産の公正価値の見積りにおける主要な仮定は、ロイヤリティ料率である。
将来の販売数量及び販売価格、ロイヤリティ料率の見積りには経営者の主観的な判断を伴うため、不確実性が高い。また、評価モデルや割引率の設定は、高度な専門性を伴うため複雑である。さらに、顧客関連資産及び技術関連資産の帳簿価額は、会社の連結財政状態計算書において金額的重要性がある。
したがって、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
当監査法人は、イーテックの取得に伴う無形資産の公正価値の測定を検討するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。
・ イーテックの取得に係る企業結合の概要、目的及び財務的影響の理解のため、取締役会議事録、契約書等の関連資料を閲覧した。
・ 主要な仮定である将来の販売数量及び販売価格、ロイヤリティ料率について、見積りの根拠を会社の経営者に質問するとともに、利用可能な外部データとの整合性を検討した。
・ 経営者の見積プロセスの有効性を評価するために、見積りに使用した販売数量及び販売価格とその後の実績を比較した。
・ 顧客関連資産及び技術関連資産の公正価値の見積りで使用された評価モデル及び割引率の検討に当たり、当監査法人と同一のネットワーク・ファームの評価専門家を関与させた。

前年

監査上の主要な検討事項

監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

非金融資産の減損 PT.ニッポンショクバイ・インドネシア

監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由
監査上の対応
会社の当連結会計年度末の連結財政状態計算書には、インドネシアにおいてアクリル酸、アクリル酸エステル及び高吸水性樹脂事業を展開する連結子会社であるPT.ニッポンショクバイ・インドネシア (以下、NSI)が保有する有形固定資産が40,427百万円計上されている。「連結財務諸表注記4.重要な会計上の見積り及び判断 (1)非金融資産の減損 PT.ニッポンショクバイ・インドネシア」に
記載の通り、会社はNSIの有形固定資産が属する資金生成単位について、アクリル酸およびアクリル酸エステルの東南アジア市場において、中国等の競合他社製品の流入を背景とした市況の悪化等により、減損の兆候があると判断し、減損テストを実施した。
会社は、当該資金生成単位の回収可能価額を使用価値により測定しており、減損テストの結果、回収可能価額が帳簿価額を上回っていることから、減損損失は認識していない。
使用価値は、経営者が承認した事業計画を基礎とした5年間の将来キャッシュ・フローに、一定の成長率を用いて算定した6年目以降の将来キャッシュ・フローを加味し
た金額を、割引率で現在価値に割り引いて算定している。この見積りにおける主要な仮定は、事業計画の基礎となる将来の販売数量及び販売価格、市場金利等を基礎として設定した割引率、並びに長期成長率である。
将来の販売数量及び販売価格は、顧客から入手した情報や将来の市場見通し等を基に設定されており、アクリル酸、アクリル酸エステルおよび高吸水性樹脂等の需給バランスに左右されることから、不確実性を伴う。長期成長率は、将来の経済条件の変動による影響を受けるため、不確実性を伴う。また、割引率の設定は、高度な専門性を伴うため複雑である。さらに、NSIの有形固定資産の帳簿価額は、会社の連結財政状態計算書において金額的重要性がある。
したがって、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
当監査法人は、NSIが保有する有形固定資産に対してNSIの経営者が実施した減損テストについて、主として以下の監査手続を実施した。
・ 減損テストの結果を検討するにあたり、構成単位の監査人を関与させた。
・ NSI の経営者の見積プロセスの有効性を評価するために、過年度における見積りに使用した販売数量及び販売価格とその後の実績を比較した。
・ 減損テストの過程で使用したNSIの事業計画について、会社の取締役会で承認された最新の予算との整合性を検討した。
・ NSIの事業計画の主要な仮定である将来の販売数量及び販売価格について、見積りの根拠を会社の経営者に質問するとともに、その前提となる顧客から入手した情報や将来の市場見通し等について、利用可能な外部データとの整合性を検討した。
・ 減損テストの過程で採用した評価モデル、割引率及び長期成長率の評価に当たり、当監査法人と同一のネットワーク・ファームの評価専門家を関与させた。

今年

監査上の主要な検討事項

監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。

非金融資産の減損 PT.ニッポンショクバイ・インドネシア

監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由
監査上の対応
会社の当連結会計年度末の連結財政状態計算書には、インドネシアにおいてアクリル酸、アクリル酸エステル及び高吸水性樹脂事業を展開する連結子会社であるPT.ニッポンショクバイ・インドネシア (以下、NSI)が保有する有形固定資産が43,395百万円計上されている。「連結財務諸表注記4.重要な会計上の見積り及び判断 (1)非金融資産の減損 PT.ニッポンショクバイ・インドネシア」に記載の通り、会社はNSIの有形固定資産が属する資金生成単位について、アクリル酸及びアクリル酸エステルの東南アジア市場において、中国等の競合他社製品の流入を背景とした市況の悪化等により、減損の兆候があると判断し、減損テストを実施した。
会社は、当該資金生成単位の回収可能価額を使用価値により測定しており、減損テストの結果、回収可能価額が帳簿価額を上回っていることから、減損損失は認識していない。
使用価値は、経営者が承認した事業計画を基礎とした5年間の将来キャッシュ・フローに、一定の成長率を用いて算定した6年目以降の将来キャッシュ・フローを加味した金額を、割引率で現在価値に割り引いて算定している。この見積りにおける主要な仮定は、事業計画の基礎となる将来の販売数量及び販売価格、市場金利等を基礎として設定した割引率、並びに長期成長率である。
将来の販売数量及び販売価格は、顧客から入手した情報や将来の市場見通し等を基に設定されており、アクリル酸、アクリル酸エステル及び高吸水性樹脂等の需給バランスに左右されることから、不確実性を伴う。長期成長率は、将来の経済条件の変動による影響を受けるため、不確実性を伴う。また、割引率の設定は、高度な専門性を伴うため複雑である。さらに、NSIの有形固定資産の帳簿価額は、会社の連結財政状態計算書において金額的重要性がある。
したがって、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
当監査法人は、NSIが保有する有形固定資産に対してNSIの経営者が実施した減損テストについて、主として以下の監査手続を実施した。
・ 減損テストの結果を検討するにあたり、構成単位の監査人を関与させた。
・ NSIの経営者の見積プロセスの有効性を評価するために、過年度における見積りに使用した販売数量及び販売価格とその後の実績を比較した。
・ 減損テストの過程で使用したNSIの事業計画について、会社の取締役会で承認された最新の予算との整合性を検討した。
・ NSIの事業計画の主要な仮定である将来の販売数量及び販売価格について、見積りの根拠を会社の経営者に質問するとともに、その前提となる顧客から入手した情報や将来の市場見通しについて、利用可能な外部データとの整合性を検討した。
・ 減損テストの過程で採用した評価モデル、割引率及び長期成長率の検討に当たり、当監査法人と同一のネットワーク・ファームの評価専門家を関与させた。

株式会社イーテックの取得に伴い認識した無形資産の公正価値の測定

監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由
監査上の対応
「連結財務諸表注記6.企業結合」に記載の通り、会社は2025年4月1日付で株式会社イーテック(以下、イーテック)の全株式を7,593百万円で取得し、イーテックを連結子会社としている。
会社は取得対価の配分にあたり、外部の専門家を利用して、取得した識別可能な資産及び引き受けた負債の認識・測定を行っている。取得した識別可能な資産及び引き受けた負債を取得日の公正価値で測定し、株式の取得対価がそれらの公正価値を超過する部分をのれんとして計上している。その結果、当連結会計年度末の連結財政状態計算書には、顧客関連資産1,751百万円、技術関連資産769百万円及びのれん3,539百万円が計上されている。
会社は、顧客関連資産の公正価値を超過収益法に基づき測定しており、技術関連資産の公正価値をロイヤリティ免除法に基づき測定している。これらの見積りはイーテックの事業計画に基づく将来キャッシュ・フローを基礎に行われている。
顧客関連資産の公正価値の見積りにおける主要な仮定は、既存顧客から発生する営業利益予測に使用される事業計画の基礎となる将来の販売数量及び販売価格、市場金利等を基礎として設定した割引率であり、技術関連資産の公正価値の見積りにおける主要な仮定は、ロイヤリティ料率である。
将来の販売数量及び販売価格、ロイヤリティ料率の見積りには経営者の主観的な判断を伴うため、不確実性が高い。また、評価モデルや割引率の設定は、高度な専門性を伴うため複雑である。さらに、顧客関連資産及び技術関連資産の帳簿価額は、会社の連結財政状態計算書において金額的重要性がある。
したがって、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
当監査法人は、イーテックの取得に伴う無形資産の公正価値の測定を検討するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。
・ イーテックの取得に係る企業結合の概要、目的及び財務的影響の理解のため、取締役会議事録、契約書等の関連資料を閲覧した。
・ 主要な仮定である将来の販売数量及び販売価格、ロイヤリティ料率について、見積りの根拠を会社の経営者に質問するとともに、利用可能な外部データとの整合性を検討した。
・ 経営者の見積プロセスの有効性を評価するために、見積りに使用した販売数量及び販売価格とその後の実績を比較した。
・ 顧客関連資産及び技術関連資産の公正価値の見積りで使用された評価モデル及び割引率の検討に当たり、当監査法人と同一のネットワーク・ファームの評価専門家を関与させた。
重要度 2(注目)変更セグメント情報 / 内容更新

新中期経営計画(2025-2027年度)を背景に、セグメント利益の算出方法を「営業利益」から「営業利益+持分法による投資損益」へ変更した旨が追記された。これに伴い前連結会計年度のセグメント利益は組み替えて表示されている。報告セグメント(マテリアルズ事業・ソリューションズ事業)の構成や製品説明に変更はない。

前年 / 今年の本文を見る

差分(削除 / 追加)

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、事業の種類・性質の類似性等を勘案して事業が区分され、それぞれの取り扱う製品について包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社グループは、区分された事業を基礎とした製品の種類別のセグメントから構成されており、これらの事業セグメントの集約はせず、「マテリアルズ事業」および「ソリューションズ事業」の2つを報告セグメントとしております。
「マテリアルズ事業」は、アクリル酸、アクリル酸エステル、酸化エチレン、エチレングリコール、エタノールアミン、特殊エステル、高吸水性樹脂、無水マレイン酸、プロセス触媒等を製造・販売しております。「ソリューションズ事業」は、コンクリート混和剤用ポリマー、グリコールエーテル、セカンダリーアルコールエトキシレート、洗剤原料等の水溶性ポリマー、医薬中間原料、電子情報材料、ヨウ素化合物、粘接着剤・塗料用樹脂、エチレンイミン誘導品、粘着加工品、自動車触媒、脱硝触媒、ダイオキシン類分解触媒、排ガス処理装置、湿式酸化触媒、電池材料等を製造・販売しております。

当社グループは新中期経営計画(2025-2027年度)において、ソリューションズ事業の利益拡大戦略を掲げております。今後、成長事業領域への投資拡大に伴い、持分法投資損益の重要性は更に増加していくと考えており、当社グループの収益力をより正確に把握するため、利益指標を「営業利益+持分法による投資損益」としております。
これに伴い、セグメント利益は「営業利益」+「持分法による投資損益(△損失)」の計算式にて算出し、前連結会計年度のセグメント利益は組み替えて表示しております。

前年

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、事業の種類・性質の類似性等を勘案して事業が区分され、それぞれの取り扱う製品について包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社グループは、区分された事業を基礎とした製品の種類別のセグメントから構成されており、これらの事業セグメントの集約はせず、「マテリアルズ事業」および「ソリューションズ事業」の2つを報告セグメントとしております。
「マテリアルズ事業」は、アクリル酸、アクリル酸エステル、酸化エチレン、エチレングリコール、エタノールアミン、特殊エステル、高吸水性樹脂、無水マレイン酸、プロセス触媒等を製造・販売しております。「ソリューションズ事業」は、コンクリート混和剤用ポリマー、グリコールエーテル、セカンダリーアルコールエトキシレート、洗剤原料等の水溶性ポリマー、医薬中間原料、電子情報材料、ヨウ素化合物、粘接着剤・塗料用樹脂、エチレンイミン誘導品、粘着加工品、自動車触媒、脱硝触媒、ダイオキシン類分解触媒、排ガス処理装置、湿式酸化触媒、電池材料等を製造・販売しております。

今年

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、事業の種類・性質の類似性等を勘案して事業が区分され、それぞれの取り扱う製品について包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社グループは、区分された事業を基礎とした製品の種類別のセグメントから構成されており、これらの事業セグメントの集約はせず、「マテリアルズ事業」および「ソリューションズ事業」の2つを報告セグメントとしております。
「マテリアルズ事業」は、アクリル酸、アクリル酸エステル、酸化エチレン、エチレングリコール、エタノールアミン、特殊エステル、高吸水性樹脂、無水マレイン酸、プロセス触媒等を製造・販売しております。「ソリューションズ事業」は、コンクリート混和剤用ポリマー、グリコールエーテル、セカンダリーアルコールエトキシレート、洗剤原料等の水溶性ポリマー、医薬中間原料、電子情報材料、ヨウ素化合物、粘接着剤・塗料用樹脂、エチレンイミン誘導品、粘着加工品、自動車触媒、脱硝触媒、ダイオキシン類分解触媒、排ガス処理装置、湿式酸化触媒、電池材料等を製造・販売しております。

当社グループは新中期経営計画(2025-2027年度)において、ソリューションズ事業の利益拡大戦略を掲げております。今後、成長事業領域への投資拡大に伴い、持分法投資損益の重要性は更に増加していくと考えており、当社グループの収益力をより正確に把握するため、利益指標を「営業利益+持分法による投資損益」としております。
これに伴い、セグメント利益は「営業利益」+「持分法による投資損益(△損失)」の計算式にて算出し、前連結会計年度のセグメント利益は組み替えて表示しております。

2025-03-31 期 (提出日 2025-06-17 15:20)

前年版がないため比較していません。