前年の有価証券報告書には無かった「(13)サイバーセキュリティ」のリスク項目が新たに追加された。システム障害やサイバー攻撃等による機密情報・個人情報の漏洩やデータ消失の可能性、およびそれに伴う業績・財務への影響の可能性が記載されている。あわせて、セキュリティ対策の強化、情報管理体制の構築、従業員教育などの低減への取組も記載されている。
株式会社マナック・ケミカル・パートナーズ
証券コード 43600 / EDINET E36769 / 化学
危険信号
前年の有価証券報告書には記載がなかった「(12)M&A」のリスク項目が新設された。当連結会計年度に取得した錦海化学株式会社を例に挙げ、シナジー効果が得られない場合や減損処理が必要となった場合に業績・財務状況へ影響を及ぼす可能性が記載された。あわせて、外部専門家による精査と取締役会審議による投資判断、PMIによるリスク低減への取り組みも記載されている。
業績の推移
数値を表で見る
| 決算期 | 売上高(億円) | 純利益(億円) |
|---|---|---|
| 2022/3 | 107 | 7.1 |
| 2023/3 | 119 | 8.2 |
| 2024/3 | 96.9 | 0.8 |
| 2025/3 | 93 | -8.9 |
| 2026/3 | 110 | 7.8 |
開示データの要約
人的資本
- 平均年収
- 509万円
- 女性管理職比率
- —
- 男性育休取得率
- —
- 男女賃金差異
- —
- 従業員数
- 4人
監査
- 監査報酬
- 2,900万円
- 非監査報酬
- 200万円
- 内部統制
- 重要な不備なし
大量保有
- 提出者数
- 1
- 報告数
- 1
- 最大の保有者
- 一般財団法人松永財団
大株主(法人)
| 株主 | 区分 | 株数 | 割合 | 前期比 |
|---|---|---|---|---|
| 東ソー株式会社 | 法人 | 1,608,000株 | 19.67% | ▼ -0.17pt |
| 一般財団法人松永財団 | 法人 | 1,340,000株 | 16.40% | ▼ -0.14pt |
| 株式会社広島銀行 | 法人 | 322,000株 | 3.95% | ▼ -0.03pt |
| 株式会社合同資源 | 法人 | 200,000株 | 2.45% | ▼ -0.02pt |
| マナック社員持株会 | 法人 | 151,000株 | 1.86% | ▲ +0.10pt |
| 光和物産株式会社 | 法人 | 121,000株 | 1.48% | ▼ -0.01pt |
| スガイ化学工業株式会社 | 法人 | 120,000株 | 1.47% | ▼ -0.01pt |
| 中尾薬品株式会社 | 法人 | 101,000株 | 1.24% | ▼ -0.01pt |
個人株主の内訳は非表示
役員 9 名(うち社外 0 名)、役員の持株合計 543,000株
2026-03-31 期 (提出日 2026-06-26 13:52)
需要変動リスクの記載が、前年の中国消費低迷による難燃剤の需要減少・販売数量と単価の下落から、難燃剤需要の下げ止まりと底堅い販売状況の維持、ただし市場全体の成長は当面限定的との表現に改められた。新たにファインケミカル事業の受託案件で顧客側の開発遅延が業績に影響する可能性が追加され、対応策の記述にも収益性確保への言及が加わった。
前年 / 今年の本文を見る
差分(削除 / 追加)
当社グループの製品は、半導体分野、医薬分野、電気製品、電子材料及び情報関連分野電気製品等、多岐にわたる分野の中間材料として使用されております。そのため、当社グループ製品の需要は、製品を販売している様々な分野の国内外の関連市場における最終製品の販売状況の影響を受けることになります。当連結会計年度においては、中国における消費低迷の継続を背景に、電子材料部材や家電製品等に使用されるプラスチック用難燃剤の需要が一段と減少し、販売数量・販売単価ともに下落した結果需要の下げ止まりに伴う底堅い販売状況は維持しているものの、難燃剤事業の収益性に大きな影響を及ぼしました。そのため、国内外の関連市場の最終製品需要の縮小は市場全体の成長が当面、限定的であることが考えられます。また、ファインケミカル事業の受託案件において、顧客側の開発状況が遅延した場合、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、市場環境の変化に柔軟に対応するため対応しつつも、収益性を確保するよう、製品ポートフォリオの見直しをはじめ、製造設備の共通化、新製品・新技術の研究開発を継続的に推進しております。
前年
当社グループの製品は、半導体分野、医薬分野、電気製品、電子材料及び情報関連分野等、多岐にわたる分野の中間材料として使用されております。そのため、当社グループ製品の需要は、製品を販売している様々な分野の最終製品の販売状況の影響を受けることになります。当連結会計年度においては、中国における消費低迷の継続を背景に、電子材料部材や家電製品等に使用されるプラスチック用難燃剤の需要が一段と減少し、販売数量・販売単価ともに下落した結果、難燃剤事業の収益性に大きな影響を及ぼしました。そのため、国内外の関連市場の最終製品需要の縮小は、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、市場環境の変化に柔軟に対応するため、製品ポートフォリオの見直しをはじめ、製造設備の共通化、新製品・新技術の研究開発を継続的に推進しております。
今年
当社グループの製品は、半導体分野、医薬分野、電子材料及び電気製品等、多岐にわたる分野の中間材料として使用されております。そのため、当社グループ製品の需要は、国内外の関連市場における最終製品の販売状況の影響を受けることになります。当連結会計年度においては、プラスチック用難燃剤需要の下げ止まりに伴う底堅い販売状況は維持しているものの、難燃剤市場全体の成長が当面、限定的であることが考えられます。また、ファインケミカル事業の受託案件において、顧客側の開発状況が遅延した場合、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、市場環境の変化に対応しつつも、収益性を確保するよう、製品ポートフォリオの見直しをはじめ、製造設備の共通化、新製品・新技術の研究開発を継続的に推進しております。
新製品・新技術開発リスクの記載が改訂され、成長戦略としてファインケミカル事業における半導体関連製品の受託拡大を推進している旨と、半導体市場の変化への対応遅れが事業化に影響し得る旨が具体的に追加された。また、顧客の量産立ち上げを技術・生産面から支援し開発期間短縮と確実な事業化に努めるとの対応策の記述が加わった。一方、「収益性が低下」等の表現や「革新的な新製品の登場」の記述は削除・簡略化されている。
前年 / 今年の本文を見る
差分(削除 / 追加)
当社グループが事業を展開する多くの市場においては、技術の進歩、革新的な新製品の登場等により事業環境が急速に変化しております。当社グループの将来の成長は、既存事業の強化に加え、新製品の開発と販売、新規事業の育成に依存すると予想大きく左右されると認識しております。現在は成長戦略としてファインケミカル事業における半導体関連製品の受託拡大を推進しておりますが、半導体市場の変化への対応の遅れや開発状況の遅れ等により、新製品及び新技術を開発を計画通りに事業化できない場合には将来の成長と収益性が低下し、当社グループの、業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これら市場の変化に迅速に対応できるよう、顧客の量産立ち上げを技術と生産の両面からサポートし、開発期間の短縮と確実な事業化に努めております。
前年
当社グループが事業を展開する多くの市場においては、技術の進歩、革新的な新製品の登場等急速に変化しております。当社グループの将来の成長は、既存事業の強化に加え、新製品の開発と販売、新規事業の育成に依存すると予想しております。市場の変化への対応の遅れや開発状況の遅れ等により、新製品及び新技術を開発できない場合には将来の成長と収益性が低下し、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
今年
当社グループが事業を展開する多くの市場においては、技術の進歩により事業環境が急速に変化しております。当社グループの将来の成長は、既存事業の強化に加え、新製品の開発と販売、新規事業の育成に大きく左右されると認識しております。現在は成長戦略としてファインケミカル事業における半導体関連製品の受託拡大を推進しておりますが、半導体市場の変化への対応の遅れや開発状況の遅れ等により、新製品を計画通りに事業化できない場合、業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これら市場の変化に迅速に対応できるよう、顧客の量産立ち上げを技術と生産の両面からサポートし、開発期間の短縮と確実な事業化に努めております。
事業等のリスクに「(12)M&A」が新規項目として追加された。当連結会計年度に取得した錦海化学株式会社を例示し、想定したシナジー効果が得られない場合や減損処理が必要となった場合に業績・財務状況へ影響し得ることを記載している。対応として、外部専門家による精査、取締役会での審議、PMIの推進が挙げられている。
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前年
(なし)
今年
当社グループは持続的な成長と企業価値向上のため、M&Aを実施する場合があります。当連結会計年度に取得した錦海化学株式会社はその一例です。しかし、市場環境の変化により当初見込んだシナジー効果が得られない場合や、減損処理が必要となった場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、外部専門家による精査と、取締役会での審議により投資判断を行っております。また、迅速かつ計画的なPMIを進めることで、投資効果の最大化とリスクの低減に努めております。
事業等のリスクに「(13)サイバーセキュリティ」の項目が新規に追加された。システム障害やサイバー攻撃・不正アクセスによる機密情報・個人情報の漏洩やデータ消失、生産・営業活動の停止、信用低下、損害賠償・復旧費用の発生可能性が記載され、対策としてセキュリティ強化、情報管理体制の構築、従業員教育に努めている旨が述べられている。
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前年
(なし)
今年
当社グループは事業活動の遂行において、情報システムを活用しております。しかしながら、システム障害、サイバー攻撃や不正アクセス等により、営業・技術等の機密情報や個人情報の漏洩、またはデータの消失が発生する可能性があります。このような事態が生じた場合、生産や営業活動の停止、社会的信用の低下、多額の損害賠償や復旧費用が発生し、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、情報システムのセキュリティ対策強化、情報管理体制の構築、従業員への教育等を徹底し、情報セキュリティリスクの低減に努めております。
監査上の主要な検討事項(KAM)の対象が、前年の「固定資産の減損における将来キャッシュ・フローの見積り」(難燃剤事業の減損損失516百万円を含む)から、「棚卸資産評価」(棚卸資産が総資産の22%を占め、販売単価・滞留状況等に基づく簿価切下げの判断に不確実性があるとするもの)に変更された。
前年 / 今年の本文を見る
差分(削除 / 追加)
監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。固定資産の減損における将来キャッシュ・フローの見積り棚卸資産評価 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応 会社は、ファインケミカル事業、難燃剤事業及びヘルスサポート事業という複数の事業で化学製品の製造及び販売を行っている。 【注記事項】(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、当連結会計年度末の連結貸借対照表において、有形固定資産を1,748「商品及び製品」2,112百万円、無形固定資産を143「仕掛品」442百万円、「原材料及び貯蔵品」776百万円を計上しており、当該金額の合計は連結棚卸資産の金額は、総資産の1522%を占めている。また【注記事項】(連結損益計算書関係)※5減損損失の内容重要な会計上の見積り)に記載のとおり、当連結会計年度において、難燃剤事業について減損損失を516百万円計上している。 会社は、固定資産の減損会計の適用にあたり、事業部門別に資産及び資産グループを識別し、減損の兆候の有無を識別し棚卸資産の連結貸借対照表価額は、原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)により算定されている。難燃剤事業などの資産グループ棚卸資産の評価において、営業損益が継続してマイナスとなったことから、会社は減損の兆候があると判断しは、販売単価が下落した場合や一定期間以上滞留が認められる場合は、引き合いや受注状況等を考慮し総合的に検証を行った上で、簿価切下げが実施されている。減損の兆候がある資産グループについて、当該資産グループから得が、一定期間以上滞留が認められる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回ったものにつ場合において、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上してい販売可能性を考慮した結果、評価減が行われないこともある。減損損失の認識の判定は、将来キャッシュ・フローに基づき実施されており、将来キャッシュ・フローは、経営者によって承認された翌年度の事業計画を基礎として見積られ、経営者による複数の仮定が含まれている。このうち特に、重要な仮定である販売予測については将来の市場特に、国内外の市場環境の変化、地政学リスクの拡大及び経済情勢の変化等により、需要動向や販売価格の先行きに不確実性が認められる状況においては、業績に影響を及ぼす可能性がある。 このような事業環境の変化等にを考慮し、会社は、以下の要因をもとに棚卸資産の将来の販売可能性や収益性に与える影響を受けることから、不確実性が高く、検討しているが、これらの検討や仮定には経営者による主観的判断な判断や立証が困難な不確実性を伴う。以上から、・直近の販売単価及び棚卸資産回転期間 ・受注情報、顧客からのフォーキャスト情報 当監査法人は、固定資産の減損における将来キャッシュ・フローの見積りが、棚卸資産に金額的重要性があり、また、その評価の判断に不確実性を伴うという質的な重要性もあることから、棚卸資産の評価が当連結会計年度の監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、固定資産の減損当連結会計年度における将来キャッシュ・フローの見積り棚卸資産評価の妥当性を検討するにあたり、主としてため、主に以下の監査手続を実施した。
前年
監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 固定資産の減損における将来キャッシュ・フローの見積り 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応 会社は、ファインケミカル事業、難燃剤事業及びヘルスサポート事業という複数の事業で化学製品の製造及び販売を行っている。 【注記事項】(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、当連結会計年度末の連結貸借対照表において、有形固定資産を1,748百万円、無形固定資産を143百万円計上しており、当該金額の合計は連結総資産の15%を占めている。また【注記事項】(連結損益計算書関係)※5減損損失の内容に記載のとおり、当連結会計年度において、難燃剤事業について減損損失を516百万円計上している。 会社は、固定資産の減損会計の適用にあたり、事業部門別に資産及び資産グループを識別し、減損の兆候の有無を識別している。 難燃剤事業などの資産グループにおいて、営業損益が継続してマイナスとなったことから、会社は減損の兆候があると判断している。減損の兆候がある資産グループについて、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回ったものについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上している。 減損損失の認識の判定は、将来キャッシュ・フローに基づき実施されており、将来キャッシュ・フローは、経営者によって承認された翌年度の事業計画を基礎として見積られ、経営者による複数の仮定が含まれている。このうち特に、重要な仮定である販売予測については将来の市場環境の変化等に影響を受けることから、不確実性が高く、経営者による主観的判断を伴う。 以上から、当監査法人は、固定資産の減損における将来キャッシュ・フローの見積りが、当連結会計年度の監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、固定資産の減損における将来キャッシュ・フローの見積りの妥当性を検討するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。
今年
監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 棚卸資産評価 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応 会社は、当連結会計年度の連結貸借対照表において、「商品及び製品」2,112百万円、「仕掛品」442百万円、「原材料及び貯蔵品」776百万円を計上しており、棚卸資産の金額は、総資産の22%を占めている。 【注記事項】(重要な会計上の見積り)に記載のとおり、棚卸資産の連結貸借対照表価額は、原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)により算定されている。 棚卸資産の評価においては、販売単価が下落した場合や一定期間以上滞留が認められる場合は、引き合いや受注状況等を考慮し総合的に検証を行った上で、簿価切下げが実施されているが、一定期間以上滞留が認められる場合において、販売可能性を考慮した結果、評価減が行われないこともある。 特に、国内外の市場環境の変化、地政学リスクの拡大及び経済情勢の変化等により、需要動向や販売価格の先行きに不確実性が認められる状況においては、業績に影響を及ぼす可能性がある。 このような事業環境の変化を考慮し、会社は、以下の要因をもとに棚卸資産の将来の販売可能性や収益性に与える影響を検討しているが、これらの検討や仮定には経営者による主観的な判断や立証が困難な不確実性を伴う。 ・直近の販売単価及び棚卸資産回転期間 ・受注情報、顧客からのフォーキャスト情報 当監査法人は、棚卸資産に金額的重要性があり、また、その評価の判断に不確実性を伴うという質的な重要性もあることから、棚卸資産の評価が当連結会計年度の監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、当連結会計年度における棚卸資産評価の妥当性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。
監査上の主要な検討事項(KAM)における内部統制の評価手続の対象が、前期の固定資産の評価(事業計画に基づく減損の兆候・認識・測定の判断)から、今期は棚卸資産の評価(評価資料の作成・承認と評価減の要否判断)に変更された。KAMの対象項目自体が入れ替わっている。
前年 / 今年の本文を見る
差分(削除 / 追加)
・事業計画棚卸資産評価資料が適切に作成され承認を受けているかどうか、また適格な担当者により事業計画を基礎とする減損の兆候、認識及び測定網羅的に評価減の要否の判断が行われ、かつ適切な査閲を受けているかどうかを含め、固定棚卸資産の評価に係る内部統制の整備・運用状況の有効性を検討した。
前年
・ 事業計画が適切に作成され承認を受けているかどうか、また適格な担当者により事業計画を基礎とする減損の兆候、認識及び測定の判断が行われ、かつ適切な査閲を受けているかどうかを含め、固定資産の評価に係る内部統制の整備・運用状況の有効性を検討した。
今年
・ 棚卸資産評価資料が適切に作成され承認を受けているかどうか、また適格な担当者により網羅的に評価減の要否の判断が行われ、かつ適切な査閲を受けているかどうかを含め、棚卸資産の評価に係る内部統制の整備・運用状況の有効性を検討した。
監査上の主要な検討事項(KAM)に、「棚卸資産評価の合理性の検討」の監査上の対応が新たに記載された。評価対象の網羅性の確認、前期評価と当期販売実績の比較、実地棚卸の立会、滞留在庫の販売可能性に関する仮定の合理性検討、評価損の再計算などの手続が列挙されている。
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前年
(なし)
今年
・ 会社が作成した棚卸資産評価資料を入手し、評価対象となるべき棚卸資産が網羅されているかどうかを検討した。 ・ 棚卸資産評価の見積りの精度を検討するために、前期の棚卸資産の評価結果と当期の販売実績とを比較し、前期の棚卸資産の評価の妥当性について検討した。 ・ 棚卸資産評価に影響する事象を把握するために、取締役会等各種会議体の議事録を閲覧した。 ・ 棚卸資産の販売可能性及び収益性の状況変化等が評価に適切に反映されていることを確かめるために、所管部署への質問を実施した。 ・ 会社の実地棚卸に立ち会い、滞留品の有無を検討した。 ・ 会社が滞留在庫について販売可能性があると判断して評価減を行わない場合は、その「将来の棚卸資産の販売可能性及び収益性」の仮定について、直近の販売単価及び棚卸資産回転期間や受注情報、顧客からのフォーキャスト情報等と比較して、仮定の合理性を検討した。 ・ 棚卸資産の評価損の計上額を再計算し、評価損の計上額が正確かどうか検討した。
価格競争リスクの記載が簡素化され、「国際競争の激化」や競合先が価格面で優位である可能性への言及が削除され、安価な製品を供給する既存競合や新規参入企業との価格競争という表現に改められた。対応策も、コストダウン・増産体制の整備・製造原価の低減から、差別化と生産効率の向上へと表現が変更されている。リスクの本質的な内容に変更はない。
前年 / 今年の本文を見る
差分(削除 / 追加)
当社グループが事業を展開する多くの市場において国際競争が激化しております。競合先には価格面で当社グループより競争力を有している可能性があります。また、新しい競合先の市場参入に伴い、当社グループ製品が、安価な製品を供給する既存の競合他社や、新規参入企業との間で厳しい価格競争にさらされる可能性もあります。その結果、これによる販売価格面での圧力、又は競争の激化によるやシェアの低下によりは、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、これらに対応すべく、高付加価値製品の開発及び拡販・拡販による差別化を図るとともに、工場におけるコストダウン及び増産体制の整備に取り組み、価格面での優位性構築、製造原価の低減生産効率の向上に努めております。
前年
当社グループが事業を展開する多くの市場において国際競争が激化しております。競合先には価格面で当社グループより競争力を有している可能性があります。また、新しい競合先の市場参入に伴い、当社グループ製品が厳しい価格競争にさらされる可能性もあります。その結果、価格面での圧力、又は競争の激化によるシェアの低下により、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、これらに対応すべく、高付加価値製品の開発及び拡販、工場におけるコストダウン及び増産体制の整備に取り組み、価格面での優位性構築、製造原価の低減に努めております。
今年
当社グループが事業を展開する多くの市場において、安価な製品を供給する既存の競合他社や、新規参入企業との間で厳しい価格競争にさらされる可能性もあります。これによる販売価格面での圧力やシェアの低下は、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、これらに対応すべく、高付加価値製品の開発・拡販による差別化を図るとともに、工場における生産効率の向上に努めております。
原材料調達リスクの要因記述が、米中貿易摩擦・ウクライナ情勢等への言及から「中東地域の不安定化」や海外の政策変更へと入れ替わり、影響の記述も「生産活動の停止等」から「今後の生産計画の変更」に改められた。対応策には「機動的な生産計画の調整」が追加され、契約締結や在庫水準適正化の表現も整理された。
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差分(削除 / 追加)
当社グループは、原材料を多数の供給業者から調達しております。供給業者における災害及び事故、中東地域の不安定化や中国をはじめとした海外における政策や米中貿易摩擦、中東・ウクライナ情勢等の地政学上のリスクの高まり変更等により原材料調達への支障が生じた場合には、生産活動の停止等の今後の生産計画の変更に影響が考えられあると考え、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、機動的な生産計画の調整を行うとともに、適正な在庫水準の確保、品質保証体制の整った取引先との契約締結連携、調達先の多様化、在庫水準の適正化等を通じて、安定的な調達体制の維持に努めております。
前年
当社グループは、原材料を多数の供給業者から調達しております。供給業者における災害及び事故、中国をはじめとした海外における政策や米中貿易摩擦、中東・ウクライナ情勢等の地政学上のリスクの高まりにより原材料調達への支障が生じた場合には、生産活動の停止等の影響が考えられ、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、品質保証体制の整った取引先との契約締結、調達先の多様化、在庫水準の適正化等を通じて、安定的な調達体制の維持に努めております。
今年
当社グループは、原材料を多数の供給業者から調達しております。供給業者における災害及び事故、中東地域の不安定化や中国をはじめとした海外における政策変更等により原材料調達への支障が生じた場合には、今後の生産計画の変更に影響があると考え、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、機動的な生産計画の調整を行うとともに、適正な在庫水準の確保、品質保証体制の整った取引先との連携、調達先の多様化を通じて、安定的な調達体制の維持に努めております。
原材料価格上昇の要因として、従来の「ナフサ価格や為替相場の変動、国際情勢、需給バランス等」から「中東情勢等に伴う原材料・エネルギー価格の再高騰や為替相場の変動等」へ記載が変更され、中東情勢への具体的な言及が加わった。対策の記述は順序が入れ替わったのみで内容に実質的な変更はない。
前年 / 今年の本文を見る
差分(削除 / 追加)
当社グループの使用する原料は、直接的あるいは間接的に石油化学原料と関係しているものが多くあり、ナフサ価格中東情勢等に伴う原材料・エネルギー価格の再高騰や為替相場の変動、国際情勢、需給バランス等の変化等により価格が、原料コストが急激に上昇する可能性があります。また、難燃剤事業の主要原材料である臭素は市場環境の変化による価格変動リスクがあり、その価格上昇は当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、市況価格や為替相場を注視し、調達先の多様化や在庫水準の適正化や調達先の多様化を図り、適切な原材料調達が行える体制構築に努めております。
前年
当社グループの使用する原料は、直接的あるいは間接的に石油化学原料と関係しているものが多くあり、ナフサ価格や為替相場の変動、国際情勢、需給バランス等の変化により価格が上昇する可能性があります。また、難燃剤事業の主要原材料である臭素は市場環境の変化による価格変動リスクがあり、その価格上昇は当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、市況価格や為替相場を注視し、調達先の多様化や在庫水準の適正化を図り、適切な原材料調達が行える体制構築に努めております。
今年
当社グループの使用する原料は、直接的あるいは間接的に石油化学原料と関係しているものが多くあり、中東情勢等に伴う原材料・エネルギー価格の再高騰や為替相場の変動等により、原料コストが急激に上昇する可能性があります。また、難燃剤事業の主要原材料である臭素は市場環境の変化による価格変動リスクがあり、その価格上昇は当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、市況価格や為替相場を注視し、在庫水準の適正化や調達先の多様化を図り、適切な原材料調達が行える体制構築に努めております。
監査上の主要な検討事項(KAM)における監査手続の記載のうち、「将来キャッシュ・フローの見積りの妥当性の検討」の項目が前年にあったが、今年は削除された。前年は過年度計画と実績の比較、販売予測や材料費・人件費・設備投資の仮定の検討などの手続が記載されていた。
前年 / 今年の本文を見る
前年
・ 過年度の事業計画と実績値を比較し、経営者の見積りの信頼性の程度や不確実性の程度を検討した。 ・ 経営者が作成した減損検討資料を入手し、取締役会によって承認された事業計画との整合性を検討した。 ・ 事業計画における販売予測、材料費及び人件費等の変動予測、将来の設備投資予測などの見積りの仮定について経営者等への質問を実施し、理解した。 ・ 販売予測については、主要な顧客から入手した将来の受注情報に基づいているかどうか、過年度販売実績や直近の月次販売実績の趨勢に照らして妥当かどうかを検討した。 ・ 販売予測のうち顧客から入手した将来の受注情報に基づかない販売計画や新規の主要品目については、臭素系難燃剤市場や電子材料関係の外部レポートと整合しているかどうか、不確実性も考慮して合理的な予算となっているかどうか検討した。 ・ 材料費及び人件費の変動予測、将来の設備投資予測については、過去実績及び直近の趨勢等を踏まえて、仮定の適切性を検討した。
今年
(なし)
2025-03-31 期 (提出日 2025-06-25 09:50)
前年版がないため比較していません。