内部統制報告書で「開示すべき重要な不備」が報告されました。(したがって、当事業年度末日において、当社の財務報告に係る内部統制は有効でないと判断いたしました。)
バリュークリエーション株式会社
証券コード 92380 / EDINET E39089 / サービス業
危険信号
内部統制報告書で「開示すべき重要な不備」が報告されました。(したがって、当事業年度末日において、当社の財務報告に係る内部統制は有効でないと判断いたしました。)
内部統制報告書で「開示すべき重要な不備」が報告されました。(したがって、当事業年度末日において、当社の財務報告に係る内部統制は有効でないと判断いたしました。)
前年の有価証券報告書には記載がなかったKAM(監査上の主要な検討事項)の項目が新設された。対象は、GP社主導の架空循環取引に伴う売上高の過大計上を受けた財務諸表の修正処理、ならびに継続企業の前提に関する重要な不確実性の有無に関する経営者の判断(営業損失423,841千円、営業キャッシュ・フロー△179,225千円の計上を踏まえた対応策と資金計画の評価)である。
前年の有価証券報告書には無かった「監査上の主要な検討事項(KAM)」が新たに追加された。追加されたKAMは、取引先ジー・プラン株式会社との取引に生じた架空循環取引の疑いにより計上された売上高等の修正処理の適切性であり、特別調査委員会の設置、調査報告書の受領、過年度の有価証券報告書等の訂正報告書提出(2026年5月29日)、デジタルマーケティング事業部の仲介取引に関する内部統制について開示すべき重要な不備があると判断したことが記載されている。
前年は「配当政策」で安定的な配当の継続を目指す方針が記載されていたが、今年は配当を実施しない可能性や、当面は事業投資・財務体質強化を優先する方針が追加された。新たに「継続企業の前提に関する重要事象等」が項目として追加され、ジー・プラン株式会社との架空循環取引による過大計上の判明、当事業年度の営業損失423,841千円・営業キャッシュ・フローのマイナス179,225千円の計上、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる事象または状況が存在すると認識した旨が記載された。一方で、現金同等物1,124,643千円を考慮し継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断している旨も記載されている。
提出会社の監査報酬が前年の200億円から492億円に増加しました(+146%)。
業績の推移
数値を表で見る
| 決算期 | 売上高(億円) | 純利益(億円) |
|---|---|---|
| 2021/2 | 20.7 | -0.2 |
| 2022/2 | 22.8 | -1.4 |
| 2023/2 | 25.2 | 0.9 |
| 2024/2 | 26.6 | 1.7 |
| 2025/2 | 30.7 | 1.2 |
| 2026/2 | 31.3 | -2.6 |
開示データの要約
人的資本
- 平均年収
- 616万円
- 女性管理職比率
- —
- 男性育休取得率
- —
- 男女賃金差異
- —
- 従業員数
- 66人
監査
- 監査報酬
- 491.58億円
- 非監査報酬
- —
- 内部統制
- 重要な不備あり
大量保有
大量保有報告は取り込まれていません
大株主(法人)
| 株主 | 区分 | 株数 | 割合 | 前期比 |
|---|---|---|---|---|
| 合同会社ひまわり | 法人 | 1,300,000株 | 56.50% | 変化なし |
| かっこ株式会社 | 法人 | 22,800株 | 0.99% | 変化なし |
| 楽天証券株式会社共有口 | 信託口 | 22,600株 | 0.98% | 新規 |
| JPモルガン証券株式会社 | 法人 | 15,900株 | 0.69% | 新規 |
| 株式会社アンビション・ベンチャーズ | 法人 | 12,700株 | 0.55% | ▼ -0.44pt |
上位株主のうち個人 5 名・合計 9.18%
役員 8 名(うち社外 0 名)、役員の持株合計 1,459,400株
2026-02-28 期 (提出日 2026-05-29 16:33)
前年に記載されていたジー・プラン株式会社との取引に係る売掛金集中リスクと特定取引先依存リスクの項目が削除された。代わって、同社との架空循環取引による過年度の売上高過大計上の判明、営業損失423,841千円、営業キャッシュ・フロー△179,225千円、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況の存在を認識した旨のリスク項目が新設された。ただし、現金及び現金同等物1,124,643千円を踏まえ重要な不確実性は認められないと判断している。配当政策も、当面は配当を実施しない可能性がある旨に変更された。
前年 / 今年の本文を見る
差分(削除 / 追加)
① 新規事業について (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):新規事業展開時(頻度:低)、影響度:中) 当社は今後も引き続き、積極的に新サービスないしは新規事業に取り組んで参りますが、これによりシステムへの先行投資や、認知度向上のための広告宣伝費の投下、人件費等の追加的な支出が発生し、利益が低下する可能性があります。また、当初の予測とは異なる状況が発生し、新サービス、新規事業の展開が計画通りに進まない場合、減損損失の計上が必要になる等、投資を回収できなくなる可能性があり、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、新規事業を展開する際には、事前に十分な市場調査や必要な投資と回収の見込みを精緻に実施することで、当該リスクに対応してまいります。 ② メディアとのパートナーシップの継続について (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:中) 広告のメディア出稿において、今後もメディア各社と良好な関係を構築してまいりますが、メディアの方針変更や、当社のサービスの陳腐化に起因し競合企業に対する競争力が低下すること等により、メディアとの関係性が変化する場合には、当社の経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ③ 広告による集客効果について (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:中) マーケティングDX事業においては、広告の費用対効果を検証しながら、最適な広告方法及び出稿媒体等を選択し、新規顧客獲得に努めています。しかしながら、広告による新規顧客獲得数が当社の予想を下回る場合や、競合他社との広告枠の獲得競争激化等によるコスト増が生じた場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 売掛金の回収について (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:大)当社は、取引先各社との売掛取引に際しては、十分な与信管理の下で取引を行っておりますが、予期せぬ取引先の倒産等により貸倒れが発生した場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、マーケティングDX事業の取引先のうちジー・プラン株式会社との取引において、アフィリエイト広告を受注後、当社よりアフィリエイト運用業者に外注している取引があります。 当該取引はジー・プラン株式会社と外注先との間に当社が入り、仲介するような取引であり、本人としてではなく会計上は代理人としての取引であると整理しています。 具体的には収益計上に関して企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」及び企業会計基準適用指針第30号「収益認識に関する会計基準の適用指針」に従い純額表示としており、債権債務の計上に関しては「金融商品会計に関する実務指針」に従い総額表示としています。 当該取引において総額での売上債権及び仕入債務が当事業年度においてそれぞれ売上債権総額の86.7%、仕入債務総額の96.5%と全体の債権債務に占める割合が大きくなっており、全体の資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。それに対応するため当社とジー・プラン株式会社との間で当社への入金が滞った場合には役務提供を中止する旨の覚書を締結しております。さらに当社とジー・プラン株式会社との取引に関連する外注先間でジー・プラン株式会社からの入金の範囲で外注先に対する金銭債務を負担する旨の覚書を締結しています。これらにより資金繰りの影響を調整しております。 当該取引先以外にも予期しない事象により各企業の事業継続に支障が生じた場合等には売上代金の回収遅延、回収不能が生じる恐れがあります。当社は、取引先各社との売掛取引に際しては、十分な与信管理の下で取引を行っておりますが、予期せぬ取引先の倒産等により貸倒れが発生した場合には、売上代金の回収遅延、回収不能が生じる恐れがあります。このような場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。⑤ 特定の取引先への依存についてのリスク (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:大) 当社のマーケティングDX事業の取引先のうち当事業年度においてジー・プラン株式会社が全体の売上高の10.0%(342百万円)、売上総利益の31.1%を占め安定的な収益基盤となっております。一方で④に記載の通り売上債権全体に占める割合が大きく、当社資金繰りに影響を及ぼす可能性を踏まえ、現在は取引規模を抑えるようにしており、全体に占める比率上昇を抑制する方針です。当社としましては、取引実績を着実に積み重ねることを通じて、ジー・プラン株式会社と継続的に良好な関係構築に努めております。しかし当該取引先の経営状況等に変動が発生した場合など当社に対する取引方針の見直しが行われ、上記記載の売上高が減少した場合、対応する費用が限定的であるため概ね同額の営業利益が減少し、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。今後も取引先との関係強化を図り、過度な依存とならないよう現状維持を図り継続的に良好な関係維持をできるよう努めます。また他社への売上高を拡大することで特定の取引先への依存度低下を図り、リスクの低減に努める方針です。 ⑥ システムトラブルについて⑤ システムトラブルについて (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:大) 当社は、インターネット環境を介して、顧客に全てのサービスを提供しております。安定的なサービス提供のため当社では、システム強化策の一環として、コンピュータウィルスや外部からの不正な侵入等を回避するために必要と考えられるセキュリティ対策及びシステムの脆弱性の回避策を講じており、万が一トラブルが発生した場合においても短時間で復旧できる体制の整備に努めております。 しかしながら、ソフトウエアの不具合、自然災害、停電、新たなコンピュータウィルスへの感染、システムの脆弱性への攻撃等の事態により、当社の設備又はネットワークに障害が発生した場合には、一定期間サービスの停止を余儀なくされ、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。⑦ 配当政策について⑥ 配当政策について (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:大)当社は、株主に対する利益還元を重要な経営課題であると認識しており、事業基盤の整備状況、業績や財政状態等を総合的に勘案の上、配当を実施しております。当社は、株主に対する利益還元を重要な経営課題の一つとして認識しており、将来の事業展開と財務体質強化のため必要な内部留保を確保しつつ、継続的かつ安定的な配当もしくは自己株式の取得を行うことを基本方針としております。しかしながら、当社は当面の間は事業拡大に向けた積極的な事業投資や財務体質の強化等を優先する方針であり、現時点において配当を実施しない可能性があります。また、当事業年度においても同様の方針としております。将来的には内部留保の充実状況や株主還元とのバランス等を踏まえて実施の判断を検討していきたいと考えております。今後の配当につきましても、財務基盤の健全性を維持し、事業環境の変化や将来の事業展開に備えて内部留保の充実を図りつつ、市場全体や同業他社の配当性向の水準を勘案し配当を行うことを基本方針として、当該方針のもと、安定的な配当を継続していくことを目指しておりますが、事業環境の急激な変化などにより、当社の目指す安定的な配当を実施できなくなる可能性があります。⑦ 継続企業の前提に関する重要事象等について (顕在化の可能性:中、顕在化の時期(又は頻度):短期、影響度:大) 第2(事業の状況)のうち、1(経営方針、経営環境及び対処すべき課題等)の(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題の⑦再発防止策の策定と内部統制強化に記載の通り、当社と、ジー・プラン株式会社(以下「GP社」という。)との間で行われた架空循環取引(以下「本件GP取引」)により、会社の財務諸表上、本件GP取引に対応する売上高が過年度より過大に計上されていた事実が判明いたしました。 特別調査委員会の調査報告書を受けて、当社が本件GP取引に関する修正処理を実施した結果、当社の財務諸表は、過年度より継続して営業損失を計上している状態でした。また、GP社との取引関係を喪失したことにより、当社は、当事業年度において、営業損失423,841千円及びマイナスの営業キャッシュ・フロー179,225千円を計上しています。これらの状況を踏まえ、当社は、当事業年度末において継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在していると認識いたしました。 当該状況を解消するための対応策として、当社は、マーケティングDX事業における収益性の維持や、販売活動の効率化等による費用削減に取り組んでまいります。当事業年度末の現金及び現金同等物1,124,643千円を考慮すると、当事業年度末の翌日から12ヶ月間の資金繰りに重要な懸念がないことから、当社は、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
前年
① 新規事業について (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):新規事業展開時(頻度:低)、影響度:中) 当社は今後も引き続き、積極的に新サービスないしは新規事業に取り組んで参りますが、これによりシステムへの先行投資や、認知度向上のための広告宣伝費の投下、人件費等の追加的な支出が発生し、利益が低下する可能性があります。また、当初の予測とは異なる状況が発生し、新サービス、新規事業の展開が計画通りに進まない場合、減損損失の計上が必要になる等、投資を回収できなくなる可能性があり、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、新規事業を展開する際には、事前に十分な市場調査や必要な投資と回収の見込みを精緻に実施することで、当該リスクに対応してまいります。 ② メディアとのパートナーシップの継続について (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:中) 広告のメディア出稿において、今後もメディア各社と良好な関係を構築してまいりますが、メディアの方針変更や、当社のサービスの陳腐化に起因し競合企業に対する競争力が低下すること等により、メディアとの関係性が変化する場合には、当社の経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ③ 広告による集客効果について (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:中) マーケティングDX事業においては、広告の費用対効果を検証しながら、最適な広告方法及び出稿媒体等を選択し、新規顧客獲得に努めています。しかしながら、広告による新規顧客獲得数が当社の予想を下回る場合や、競合他社との広告枠の獲得競争激化等によるコスト増が生じた場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 売掛金の回収について (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:大) 当社は、取引先各社との売掛取引に際しては、十分な与信管理の下で取引を行っておりますが、予期せぬ取引先の倒産等により貸倒れが発生した場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、マーケティングDX事業の取引先のうちジー・プラン株式会社との取引において、アフィリエイト広告を受注後、当社よりアフィリエイト運用業者に外注している取引があります。 当該取引はジー・プラン株式会社と外注先との間に当社が入り、仲介するような取引であり、本人としてではなく会計上は代理人としての取引であると整理しています。 具体的には収益計上に関して企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」及び企業会計基準適用指針第30号「収益認識に関する会計基準の適用指針」に従い純額表示としており、債権債務の計上に関しては「金融商品会計に関する実務指針」に従い総額表示としています。 当該取引において総額での売上債権及び仕入債務が当事業年度においてそれぞれ売上債権総額の86.7%、仕入債務総額の96.5%と全体の債権債務に占める割合が大きくなっており、全体の資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。それに対応するため当社とジー・プラン株式会社との間で当社への入金が滞った場合には役務提供を中止する旨の覚書を締結しております。さらに当社とジー・プラン株式会社との取引に関連する外注先間でジー・プラン株式会社からの入金の範囲で外注先に対する金銭債務を負担する旨の覚書を締結しています。これらにより資金繰りの影響を調整しております。 当該取引先以外にも予期しない事象により各企業の事業継続に支障が生じた場合等には売上代金の回収遅延、回収不能が生じる恐れがあります。このような場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 特定の取引先への依存についてのリスク (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:大) 当社のマーケティングDX事業の取引先のうち当事業年度においてジー・プラン株式会社が全体の売上高の10.0%(342百万円)、売上総利益の31.1%を占め安定的な収益基盤となっております。一方で④に記載の通り売上債権全体に占める割合が大きく、当社資金繰りに影響を及ぼす可能性を踏まえ、現在は取引規模を抑えるようにしており、全体に占める比率上昇を抑制する方針です。 当社としましては、取引実績を着実に積み重ねることを通じて、ジー・プラン株式会社と継続的に良好な関係構築に努めております。しかし当該取引先の経営状況等に変動が発生した場合など当社に対する取引方針の見直しが行われ、上記記載の売上高が減少した場合、対応する費用が限定的であるため概ね同額の営業利益が減少し、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。今後も取引先との関係強化を図り、過度な依存とならないよう現状維持を図り継続的に良好な関係維持をできるよう努めます。また他社への売上高を拡大することで特定の取引先への依存度低下を図り、リスクの低減に努める方針です。 ⑥ システムトラブルについて (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:大) 当社は、インターネット環境を介して、顧客に全てのサービスを提供しております。安定的なサービス提供のため当社では、システム強化策の一環として、コンピュータウィルスや外部からの不正な侵入等を回避するために必要と考えられるセキュリティ対策及びシステムの脆弱性の回避策を講じており、万が一トラブルが発生した場合においても短時間で復旧できる体制の整備に努めております。 しかしながら、ソフトウエアの不具合、自然災害、停電、新たなコンピュータウィルスへの感染、システムの脆弱性への攻撃等の事態により、当社の設備又はネットワークに障害が発生した場合には、一定期間サービスの停止を余儀なくされ、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 配当政策について (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:大) 当社は、株主に対する利益還元を重要な経営課題であると認識しており、事業基盤の整備状況、業績や財政状態等を総合的に勘案の上、配当を実施しております。 今後の配当につきましても、財務基盤の健全性を維持し、事業環境の変化や将来の事業展開に備えて内部留保の充実を図りつつ、市場全体や同業他社の配当性向の水準を勘案し配当を行うことを基本方針として、当該方針のもと、安定的な配当を継続していくことを目指しておりますが、事業環境の急激な変化などにより、当社の目指す安定的な配当を実施できなくなる可能性があります。
今年
① 新規事業について (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):新規事業展開時(頻度:低)、影響度:中) 当社は今後も引き続き、積極的に新サービスないしは新規事業に取り組んで参りますが、これによりシステムへの先行投資や、認知度向上のための広告宣伝費の投下、人件費等の追加的な支出が発生し、利益が低下する可能性があります。また、当初の予測とは異なる状況が発生し、新サービス、新規事業の展開が計画通りに進まない場合、減損損失の計上が必要になる等、投資を回収できなくなる可能性があり、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、新規事業を展開する際には、事前に十分な市場調査や必要な投資と回収の見込みを精緻に実施することで、当該リスクに対応してまいります。 ② メディアとのパートナーシップの継続について (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:中) 広告のメディア出稿において、今後もメディア各社と良好な関係を構築してまいりますが、メディアの方針変更や、当社のサービスの陳腐化に起因し競合企業に対する競争力が低下すること等により、メディアとの関係性が変化する場合には、当社の経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ③ 広告による集客効果について (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:中) マーケティングDX事業においては、広告の費用対効果を検証しながら、最適な広告方法及び出稿媒体等を選択し、新規顧客獲得に努めています。しかしながら、広告による新規顧客獲得数が当社の予想を下回る場合や、競合他社との広告枠の獲得競争激化等によるコスト増が生じた場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 売掛金の回収について (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:大) 当社は、取引先各社との売掛取引に際しては、十分な与信管理の下で取引を行っておりますが、予期せぬ取引先の倒産等により貸倒れが発生した場合には、売上代金の回収遅延、回収不能が生じる恐れがあります。このような場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ システムトラブルについて (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:大) 当社は、インターネット環境を介して、顧客に全てのサービスを提供しております。安定的なサービス提供のため当社では、システム強化策の一環として、コンピュータウィルスや外部からの不正な侵入等を回避するために必要と考えられるセキュリティ対策及びシステムの脆弱性の回避策を講じており、万が一トラブルが発生した場合においても短時間で復旧できる体制の整備に努めております。 しかしながら、ソフトウエアの不具合、自然災害、停電、新たなコンピュータウィルスへの感染、システムの脆弱性への攻撃等の事態により、当社の設備又はネットワークに障害が発生した場合には、一定期間サービスの停止を余儀なくされ、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 配当政策について (顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:大) 当社は、株主に対する利益還元を重要な経営課題の一つとして認識しており、将来の事業展開と財務体質強化のため必要な内部留保を確保しつつ、継続的かつ安定的な配当もしくは自己株式の取得を行うことを基本方針としております。しかしながら、当社は当面の間は事業拡大に向けた積極的な事業投資や財務体質の強化等を優先する方針であり、現時点において配当を実施しない可能性があります。また、当事業年度においても同様の方針としております。将来的には内部留保の充実状況や株主還元とのバランス等を踏まえて実施の判断を検討していきたいと考えております。 ⑦ 継続企業の前提に関する重要事象等について (顕在化の可能性:中、顕在化の時期(又は頻度):短期、影響度:大) 第2(事業の状況)のうち、1(経営方針、経営環境及び対処すべき課題等)の(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題の⑦再発防止策の策定と内部統制強化に記載の通り、当社と、ジー・プラン株式会社(以下「GP社」という。)との間で行われた架空循環取引(以下「本件GP取引」)により、会社の財務諸表上、本件GP取引に対応する売上高が過年度より過大に計上されていた事実が判明いたしました。 特別調査委員会の調査報告書を受けて、当社が本件GP取引に関する修正処理を実施した結果、当社の財務諸表は、過年度より継続して営業損失を計上している状態でした。また、GP社との取引関係を喪失したことにより、当社は、当事業年度において、営業損失423,841千円及びマイナスの営業キャッシュ・フロー179,225千円を計上しています。これらの状況を踏まえ、当社は、当事業年度末において継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在していると認識いたしました。 当該状況を解消するための対応策として、当社は、マーケティングDX事業における収益性の維持や、販売活動の効率化等による費用削減に取り組んでまいります。当事業年度末の現金及び現金同等物1,124,643千円を考慮すると、当事業年度末の翌日から12ヶ月間の資金繰りに重要な懸念がないことから、当社は、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
当事業年度の監査報告書にKAMが新たに記載され、取引先ジー・プラン株式会社との間で疑いが生じた架空循環取引(本件GP取引)に係る売上高等の修正処理の適切性が対象とされた。外部の特別調査委員会の調査報告書を受け、半期報告書および過年度有価証券報告書の訂正報告書を提出し、デジタルマーケティング事業部の仲介取引に係る業務プロセスの内部統制に開示すべき重要な不備があると判断した旨が記載されている。
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前年
(なし)
今年
監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 取引先が主導した架空循環取引により計上された売上高等の修正処理の適切性 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応 バリュークリエーション株式会社(以下「会社」という。)は、2026年1月及び同年2月に、ジー・プラン株式会社(以下「GP社」という。)の親会社であるKDDI株式会社が、連結子会社における不適切な取引の疑いに関するプレスリリースを公表したことにより、GP社との取引に架空循環取引の疑い(以下「本件GP取引」という。)を認識した。 これを受け、会社は外部の弁護士及び公認会計士で構成される特別調査委員会を、2026年2月に設置し、本件GP取引の全容の解明、類似事案の有無、財務諸表等への影響等について調査を行い、2026年5月7日付で特別調査委員会から調査報告書を受領した。 特別調査委員会による調査報告書において、会社は、本件GP取引が架空循環取引であることを認識していなかったこと、GP社及び会社の下流取引先の共謀により、一連の取引にかかる契約書等の証憑が偽造されていたこと等が判明した。 会社は、本件GP取引により計上された売上高及びその他の科目(以下「売上高等」という。)の修正が必要であると判断し、当事業年度の半期報告書及び過年度の有価証券報告書等の訂正報告書を2026年5月29日に提出している。 また、修正すべき売上高が計上されていたことから、会社は本件GP取引に関わったデジタルマーケティング事業部の、仲介取引にかかる業務プロセスの内部統制について、開示すべき重要な不備が存在すると判断した。 本件GP取引に係る事実関係、類似取引の有無を確認した上で、必要な修正処理を行うためには、本件取引の調査に関する専門的な知識及び経験並びに慎重な判断といった高度な専門性が必要となる。 以上から、当監査法人は、本件GP取引により計上された売上高等の修正処理の適切性が特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 当監査法人は、本件GP取引への対応にあたり、主として以下の手続を実施した。
監査上の主要な検討事項(KAM)として、「特別調査委員会の調査結果の検討」が新たに記載された。本件GP取引をめぐり会社が設置した特別調査委員会の調査について、委員の客観性評価、ヒアリング議事録・関連証憑の閲覧、デジタル・フォレンジック調査の評価、類似取引の有無の確認と財務諸表への影響額の検討などの監査手続が示されている。
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前年
(なし)
今年
● 会社が設置した特別調査委員会について、メンバーの能力及び客観性を評価した。 ● 特別調査委員会と調査手法、事実関係の認識及び調査の結論についてコミュニケーションを行った。 ● 本件GP取引の事実関係を把握するために、特別調査委員会が実施した関係者及び関係する取引先に対するヒアリング議事録、調査資料及び関連証憑を閲覧した。 ● 関係者へのデジタル・フォレンジック調査について、調査対象の適切性、キーワードの妥当性、検出された重要事項とその対応結果を評価した。 ● 会社の経営者及び監査役に調査報告書の内容に関する認識に相違がないこと、また再発防止策を妥当と評価している点について、ヒアリングにより確認した。 ● 類似した取引の有無を確かめるために実施された特別調査委員会の調査結果について、以下の観点から評価を行うとともに、財務諸表への影響額を検討した。 ・ 本件GP取引と類似する事象が発生していないと特別調査委員会が判断した根拠について、調査資料等を閲覧し、資料との突合を再実施した。 ・ 会社の従業員及び下流取引先を対象としたアンケート調査の内容や対象の網羅性、回答内容に対する調査結果について評価した。
監査上の主要な検討事項として、GP社主導の架空循環取引に伴う過年度売上高の過大計上の修正と、継続企業の前提に関する評価が新たに記載された。修正後は過年度から営業損失が継続し、当期は営業損失423,841千円、営業キャッシュ・フロー△179,225千円で、経営者は重要な疑義を生じさせる事象・状況の存在を認識しつつ、現金及び現金同等物1,124,643千円等を根拠に重要な不確実性は認められないと判断している。
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前年
(なし)
今年
● 特別調査委員会による調査結果に基づき、本件GP取引により計上された売上高等の修正処理が行われていることを検証した。 ● 会社が実施した修正処理のうち、法的な見解を必要とする箇所については、外部専門家を関与させ、会社の見解の妥当性を検討した。 ● さらに、特別調査委員会の調査において判明した取引と、手口、人、拠点の観点で、同様の特徴のある取引を抽出し、当該取引に成果実体があるかを確認するため、必要に応じて、取引確認状の送付、取引の根拠証憑等との突合を実施した。 継続企業の前提に関する重要な不確実性の有無についての経営者による判断の妥当性の評価 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応 ジー・プラン株式会社(以下「GP社」という。)が主導した架空循環取引(以下、「本件GP取引」という。)により、バリュークリエーション株式会社(以下「会社」という。)の財務諸表上、本件GP取引に対応する売上高が過年度より過大に計上されていた事実が判明した。 特別調査委員会の調査報告書を受けて、会社が本件GP取引に関する修正処理を実施した結果、会社の財務諸表は、過年度より継続して営業損失を計上している状態であった。また、GP社との取引関係を喪失したことにより、会社は、当事業年度において、営業損失423,841千円及びマイナスの営業キャッシュ・フロー179,225千円を計上している。これらの状況を踏まえ、経営者は、当事業年度末において継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在していると認識している。 当該状況を解消するための対応策として、経営者は、マーケティングDX事業における収益性の維持や、販売活動の効率化等による費用削減に取り組んでいる。当事業年度末の現金及び現金同等物1,124,643千円を考慮すると、当事業年度末の翌日から12ヶ月間の資金繰りに重要な懸念がないことから、経営者は、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断している。 経営者が実施した継続企業の前提に関する重要な不確実性の評価を検討するためには、会社の作成した資金計画及びその基礎となる事業計画の信頼性の検討が必要となる。事業計画には、費用削減を進めながら、マーケティングDX事業における収益性を維持するという重要な仮定が含まれており、当該仮定は経営者の主観的な判断や不確実性を伴うことから、当監査法人は当該事項を「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 当監査法人は、継続企業の前提に関する重要な不確実性の有無を判断するにあたり、経営者の対応策とその実行可能性を確かめるため、主として以下の監査手続を実施した。 ● 経営者が作成した資金計画の基礎となる翌事業年度の事業計画について、その作成プロセスを理解するとともに、当該計画が取締役会において承認されていることを確かめた。 ● マーケティングDX事業の収益性に関する重要な仮定である取引継続率については、取引継続率の推移分析を実施するとともに、翌事業年度のうち、すでに経過している月の受注状況や取引継続率を確かめることで、その合理性を評価した。 ● 販売費及び一般管理費に関する重要な仮定である費用削減については、経営者への質問により費用削減の内容を理解するとともに、翌事業年度のうち、すでに経過している月の費用計上額と前年同期の金額を比較することで、施策の実施状況を検討した。また、経営者の費用削減の施策がマーケティングDX事業の受注状況や売上高の実績に影響を与えないことを、受注状況や売上高の実績を確認することで評価した。 ● 資金計画を閲覧し、当事業年度末の翌日から12ヶ月間において事業の継続に十分な資金を確保できるか検討した。また、事業計画との整合性を確かめる等の手続によって、資金計画表の基礎数値の正確性を確かめた。 ● 資金計画の不確実性を踏まえ、事業計画が下振れるリスクを織り込んだ場合における、資金繰りの余裕度を検討した。 ● 経営者が評価を行った日以後の追加的な事実や情報を把握するために、監査報告書日までに開催された取締役会の議事録等を閲覧した。
前年度に記載されていた、ジー・プラン株式会社に対する売上高(売上高全体の10%、代理人取引の純額処理)を対象とする監査上の主要な検討事項(KAM)が、当年度の記載では削除されている。当年度の記載内容は空であり、他のKAMへの置き換えも確認できない。
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監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 ジー・プラン株式会社に対する売上高 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 監査上の対応 損益計算書、注記事項(セグメント情報等)に記載されているとおり、当事業年度のマーケティングDX事業の売上高3,227,241千円のうち、ジー・プラン株式会社(以下、同社)に対する売上高は342,591千円であり、売上高全体の10%を占めている。 そして、注記事項(重要な会計方針)3.収益及び費用の計上基準の(1)に記載されている通り、マーケティングDX事業については、顧客との契約に基づき定められた広告運用サービスが引き渡される一時点で収益を認識している。また、3【事業等のリスク】(2)④売掛金の回収について記載されているとおり、同社との取引は、会社が同社と外注先を仲介する、いわゆる代理人に該当する取引(以下、「代理人取引」という)と考えられるため、純額で売上高を認識している。 同社との代理人取引の成立は、外注先の広告出稿の事実を基礎にするが、広告出稿自体は外注先が行うため、広告出稿という経済価値の移転の事実を把握しづらい。そのため、会社は外注先による広告出稿、外注先から同社に対して発信した広告出稿報告とその検収事実という取引の裏付けとなる証憑を入手し、計上時期及び計上金額が正確な売上高を認識するための内部統制を整備し、運用を行っている。同プロセスは手作業での管理が中心であり、また純額処理に関する決算整理仕訳も、手作業で会計システムに反映するため、不適切な売上高が計上される潜在的なリスクが存在する。 以上より、マーケティングDX事業における代理人取引には潜在的なリスクがあり、また、その中でも同社に対する売上高が会社の業績に与える影響が大きいことから、より慎重な検討を行う必要がある。そのため、当該事項を「監査上の主要な検討事項」に該当するものと判断した。 左記の監査上の主要な検討事項に対して、当監査法人は、主に以下の手続を実施した。 (内部統制の評価) ・マーケティングDX事業に係る一連の販売プロセスについて、会社が整備した内部統制を理解するとともに、受注から売上計上に関連する証憑の閲覧を行い、内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。また、同社との代理人取引に係る売上高計上に関連する内部統制を評価した。 (リスク評価手続及びリスク対応手続) ・同社との代理人取引について月次取引高の推移分析、また、四半期ごとに、純額処理実施前の、同社から受け取る対価の総額と外注先に対して支払う額の総額を基礎とした原価率、売上高総利益率の推移分析を行い、重要な変化の有無を評価した。 ・同社に対する売上債権の期末残高、外注先に対する仕入債務の期末残高について、特定項目として抽出する確認手続を実施した。 ・同社から受け取る対価の総額、外注先に対して支払う額の総額を構成する全ての取引に対し、契約書、広告出稿の事実を示す管理画面、外注先から同社に対して発信した広告出稿報告とその検収事実、入出金証憑等の根拠証憑との突合を実施した。 ・同社との代理人取引について、純額表示にする際の決算整理仕訳が正確に集計され、財務諸表に反映されているか検討した。
今年
(なし)
2025-02-28 期 (提出日 2025-05-29 11:18)
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